[1] [DFN[XML+RDFa [RUBYB[文書]@en[document]]]]は、 [[RDFa 1.1]] が用いられた [[XML]] [[文書]]です。 * 仕様書 [REFS[ - [2] [CITE@en[RDFa Core 1.1 - Second Edition]] ([TIME[2013-08-15 17:12:47 +09:00]] 版) ]REFS] * 文書の適合性 [3] [[RDFa Core 1.1]] は、 ([[XHTML+RDFa]] のような[[ホスト言語]]と統合された[[文書型]]とは別に) 一般の [[XML文書]]についても規定しています。ここでいう一般の [[XML文書]]というのは、 [CODE(MIME)@en[[[text/xml]]]] や [CODE(MIME)@en[[[application/xml]]]] のことを指すとされています。 [SRC[>>2]] ;; [5] 一般の [[XML文書]]なのに [[XML+RDFa文書]]という名前がついているのは謎ですが。 [FIG[ - [6] [[XML 1.0 4e]] に基づく[[整形式]]でなければ[['''なりません''']] [SRC[>>2]]。 - [7] [[RDFa]] [[属性]]を [[null名前空間]]で使う[['''べきです''']] [SRC[>>2]]。 ]FIG] ;; [18] 一般の [[XML文書]]を対象としていたはずなのに、なぜあえて [[XML]] への適合性が繰り返し要求されているのかは謎です。 ;; [8] [[名前空間整形式]]であることはなぜか要求されていません。また最新の [[XML 1.0 5e]] を参照していないのは (非互換変更前の版を参照したいという) 意図があるのかどうか不明です。 [9] ここで[[要素]]の[[名前空間]]などには限定がありませんから、 [[RDFa]] を想定していない[[語彙]]と衝突するおそれが当然でてきます。 [[RDFa Core 1.1]] には「NOTE」としてその可能性に言及していますが、どうしたらいいのかは書いてありません。 ;; [20] [[ホスト言語]]に対する適合性では、 >>7 の要件が満たされない場合に [[HTML名前空間]]を用いることが要求されていますが、こちらでは要求されていません。 これが意図的なのかどうかは不明です。 ;; [19] [[XHTML+RDFa]] や [[HTML+RDFa]] のように [[HTML]] に対しては専用の規定があるのに、それとは別に一般の [[XML]] [[文書]]に対してこのような (矛盾しかねない) 規定を設けることにどれだけ意味があるのかは疑問です。 それなら [[HTML]] も含めた [[HTML]]/[[XML]] 全体に対して一つの共通した適合性や処理モデルを定義した方が単純でわかりやすく、 実装も容易だと思うのですが。 * 処理モデル [10] [[RDFa処理器]]は [[XML+RDFa文書]]を次の[[初期文脈]]により処理します [SRC[>>2]]。 [FIG[ - [12] [CODE(URI)@en[[[http://www.w3.org/2011/rdfa-context/rdfa-1.1]]]] で定義されている既定の[RUBYB[語]@en[term]]を用います。 - [13] [CODE(URI)@en[[[http://www.w3.org/2011/rdfa-context/rdfa-1.1]]]] で定義されている既定の接頭辞写像を用います。 - [14] 既定の語彙 IRI はありません。 - [15] [CODE(XMLa)@en[[[xml:base]]]] [[属性]]により[[基底]]を設定できます。 - [16] [CODE(XMLa)@en[[[xml:lang]]]] [[属性]]により現在の[[言語]]を設定できます。 ]FIG] ;; [11] なぜか要件ではなく事実の文となっています。 ;; [17] このように [CODE(MIME)@en[[[application/xml]]]] などと [CODE(MIME)@en[[[application/xhtml+xml]]]] などを区別するのは一般的な [[Webブラウザー]]の処理モデルと異なっています。また [[RDFa+XHTML]] などの処理とこの [[XML+RDFa]] の処理が衝突するおそれもあるはずですが、何も説明がありません。 ;; [21] >>15 と >>16 は[[初期文脈]]ではなく[[評価文脈]]に関する処理モデルの一部のような・・・。 ([[RDFa]] の仕様書はこのような若干のエスパーが必要な曖昧な記述が多いですね。)