* th 要素・td 要素 rowspan 属性 (HTML, XHTML 1)
[1] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[th]]]] 要素および [CODE(HTMLe)[[[td]]]]
要素の [DFN[[CODE(HTMLa)[colspan]] 属性]]は、
[[こま]]の列またぎ数 (こまが複数の隣接する [CODE(HTMLe)[td]]/[CODE(HTMLe)[th]]
要素を連結した大きさである時に、その連結するこまの数) を指定します。
[9]
仕様書:
- [[HTML 4]]
-- [CODE(HTMLa)[colspan]] 属性
-- [CITE[Cells that span several rows or columns]]
-- [CITE[HTML 4 Changes]]
[[#comment]]
** 属性値
[2] この属性の値は [CODE(SGML)[[[NUMBER]]]] です。
正の数を指定すると、その数分の[[列]]を占有します。
零 ([CODE(HTML)[0]]) を指定すると、同じ[[列群]]の残りすべてを占有します
[SRC[HTML 4.01 11.2.6]]。 (以前は表の残りすべてと規定されていました
[SRC[HTML 4.0 11.2.6, HTML 4.01 A.1.1.7]]。)
[3] この属性は省略可能です。既定値は [CODE(HTML)[1]] です。
[[#comment]]
** 例
[4]
[PRE(HTML)[
]PRE]
(HTML 4 仕様書より)
HTML の表では [[LaTeX]] などとは異なってまたがったこまの最初の位置
([CODE(HTMLa)[rowspan]] や [CODE(HTMLa)[colspan]] のついた
[CODE(HTMLe)[td]] や [CODE(HTMLe)[th]] が置かれる位置)
以外の位置には目印のようなものも何も書きません。
レンダリング例:
[PRE[
-------------
| 1 | 2 | 3 |
--------|----
| 4 | 6 |
--------|----
| 7 | 8 | 9 |
-------------
]PRE]
[8] 用途によっては、 >>4 を
[PRE[
-------------
| 1 | 2 | 3 |
----|---|----
| 4 | 4 | 6 |
----|---|----
| 7 | 8 | 9 |
-------------
]PRE]
のようにレンダリングするのもありでしょう。
[6] [CODE(HTMLe)[rowspan]] との併用ももちろん可能です。
[PRE(HTML)[
]PRE]
レンダリング例:
[PRE[
-------------
| 1 | 2 |
----| |
| 4 | |
----|--------
| 7 | 8 | 9 |
-------------
]PRE]
[7] またぎ数は [CODE(HTML)[0]] にもできます。
(こんなの知らなかったって。いつからあるんだろう?)
[PRE(HTML)[
]PRE]
レンダリング例:
[PRE[
-------------
| 1 | 2 | 3 |
----|--------
| 4 | 5 |
----|--------
| 7 | 8 | 9 |
-------------
]PRE]
[11]
[CITE[Re: colspan="0"]]
[PRE(HTML bad example code)[
]PRE]
([[名無しさん]] [WEAK[2006-11-09 00:13:02 +00:00]])
[[#comment]]
** メモ
[5] HTML 4 によれば、 [CODE(HTMLa)[[[rowspan]]]] と [CODE(HTMLa)[colspan]]
が重なってしまう場合は[[誤り]]です。
この場合 [[UA]] は好きなように処理して構わない
(逆に言えば、どう処理されるかわからない) ことになっています。
たとえば、
[PRE(HTML)[
]PRE]
はこま 5 とこま 7 がぶつかるので誤りです。
[12]
[CITE['''['''whatwg''']''' colspan="0"]] ([CODE[2006-11-15 17:05:11 +09:00]] 版)
([[名無しさん]])
[13]
[[ja1200]]-200706
の中に [CODE(HTMLa)@en[[[colspan]]]] が [CODE(HTML)[[[0]]]] の[[標本]]が2頁、
[CODE(HTMLa)@en[[[rowspan]]]] が [CODE(HTML)[[[0]]]] の[[標本]]が1頁ありました。
いずれも[[互換モード]]でした。
いずれも[[テーブル・レイアウト]]でした。
見た感じでは、どちらも 1 の意味で使っているようでした。
([[名無しさん]] [WEAK[2007-06-04 15:34:52 +00:00]])
[[#comment]]
* メモ
[10]
([[名無しさん]] [sage])
[14] [CITE[IRC logs: freenode / #whatwg / 20121120]]
( ([TIME[2012-12-03 22:52:10 +09:00]] 版))