[1] [DFN[[RUBYB[[[媒体クエリーリスト]]]@en[media query list]]]]は、[[媒体クエリー]]を[[コンマ]]区切りで連結したものであり、 それらいずれかの条件に一致する[[媒体]]と一致します。 * 仕様書 [REFS[ - [2] '''[CITE@en[Media Queries Level 4]] ([TIME[2013-07-25 22:52:42 +09:00]] 版) ''' - [8] [CITE@en[Media Queries Level 4]] ([TIME[2013-07-25 22:52:42 +09:00]] 版) ]REFS] * 構文 [3] [[媒体クエリーリスト]]は0個以上の[[媒体クエリー]] (狭義) を [CODE(CSS)@en['[[,]]']] で連結したものです。 [SRC[>>2]] [4] [[媒体クエリー]]の前後には[[空白]]を挿入できます。 [SRC[>>2]] ;; [10] [[Chrome]] は全体として[[空文字列]]であるか、1つ目が非[[空文字列]]でないと、構文エラーとみなすようです。 また2つ目以降に[[空文字列]]があると、全体として[[空文字列]]とみなすようです (つまり [CODE(CSS)@en['[[all]]']] 扱いになります)。 [TIME[2013-08-03T08:55:18.000Z]] ;; [11] [[Firefox]] は全体として[[空文字列]]である場合以外で[[媒体クエリー]]が[[空文字列]]なら [CODE(CSS)@en['[[not]] [[all]]']] に置き換えます。ただし[[媒体クエリーリスト]]の末尾の [CODE(CSS)[[[,]]]] は無視します。例えば [CODE(CSS)@en[,,]] は [CODE(CSS)[not all,not all]] と構文解析されます。 [TIME[2013-08-03T08:58:06.400Z]] * 意味 [5] [[媒体クエリーリスト]]に含まれるいずれかの[[媒体クエリー]]が[[真]]なら、全体として[[真]]になります。 また[[媒体クエリー]]が1つも含まれない場合も[[真]]となります。それ以外の場合は[[偽]]となります。 [SRC[>>2]] [7] 含まれる[[媒体クエリー]]が構文的に正しくないときは、 [CODE(CSS)@en[[[not]] [[all]]]] と同じように扱われます。 [SRC[>>8]] [EG[ [9] 例えば [CODE(CSS)@en[screen !important, speech]] は [CODE(CSS)@en[[[speech]]]] にだけ一致します。 ]EG] * 文脈 [6] [[媒体クエリーリスト]]は次の場面で使われています。 [FIG[ - [CODE(CSS)@en[[[@media]]]] - [CODE(CSS)@en[[[@import]]]] - [CODE(HTMLa)@en[[[media]]]] [[属性]] ([[HTML]], [[SVG]], [CODE(XML)@en[[[xml-stylesheet]]]]) - [CODE(DOMa)@en[[[mediaText]]]] [[属性]] - [CODE(DOMm)@en[[[matchMedia]]]] [[メソッド]] ]FIG]