[7] [[誰何]]や [[credentials]] における[[引数]]は [DFN[[CODE(ABNF)[[[auth-param]]]]]] と呼ばれています。 ;; [8] ただし [[ABNF]] 構文上 [CODE(HTTP)@en[[[realm]]]] [[引数]]は [CODE(ABNF)@en[[[auth-param]]]] に含まれないことになっています。 * 構文 [6] [[MIME]] や [[HTTP]] の他の[[ヘッダー]]では[[引数]]は [CODE(char)[[[;]]]] で区切るのが普通ですが、 [[誰何]]や [[credentials]] では [CODE(char)[[[,]]]] で区切ります。 ;; [9] そのため [CODE(HTTP)@en[[[WWW-Authenticate:]]]] や [CODE(HTTP)@en[[[Proxy-Authenticate:]]]] や [CODE(HTTP)@en[[[Authorization:]]]] は[[HTTPヘッダーの連結]]の処理の際に注意が必要です。 [13] [[引数]]の名前は[[ASCII大文字・小文字不区別]]です。 ;; [14] [[RFC 1945]] は [CODE(HTTP)@en[[[realm]]]] [[属性]]以外について[[大文字]]と[[小文字]]の解釈を明記していません。 [15] 同じ名前の[[引数]]を複数回使うことは認められていません。 ;; [16] [[RFC 1945]] 仕様上はこれが明記されていません。 * 順序 [11] [[誰何]]においては [CODE(HTTP)@en[[[realm]]]] [[引数]]は唯一、 [CODE(HTTP)@en[[[auth-scheme]]]] に関わらず必須で構文的にも最初に定義されている特殊な[[引数]]です。 ;; [12] ただ最初の[[引数]]でなければならないのが [[ABNF]] 構文の定義上のものなのか、 現実にそうでなければならない要件なのかははっきりしません。 * 文脈 [17] [[誰何]]では、 [CODE(HTTP)@en[[[auth-scheme]]]] に続けて1つ以上指定し、 必要な[[認証]]についての追加情報を表します。 [18] [[credentials]] では、[[Basic認証]]以外の場合に [CODE(HTTP)@en[[[auth-scheme]]]] に続けて0個以上指定し、[[認証]]に必要な情報を表します。 * 引数の一覧 - [10] [CODE(HTTP)@en[[[realm]]]] ([[誰何]]) * 歴史 ** RFC [REFS[ - [1] [CITE@en[RFC 1945 - Hypertext Transfer Protocol -- HTTP/1.0]] ([TIME[2012-02-18 23:25:56 +09:00]] 版) ]REFS]