[2] [RUBYB[[[選択子]]]@en[selector]]を[[読点]] ([CODE(CSS)[[[,]]]]) で区切って連ねたものを[DFN[[RUBYB[[[選択子群]]]@en[group of selectors]]]]といいます。 * 仕様書 [REFS[ - [1] [CITE@en[Selectors Level 3]] ([TIME[2011-09-29 22:16:17 +09:00]] 版) ]REFS] * 意味 [4] [[選択子群]]は、各[[選択子]]で表される[[要素]]の[[論理和]]を表します [SRC[>>1]]。 * 構文 [3] [CODE(CSS)[[[,]]]] の前後には[[空白]]を挿入できます [SRC[>>1]]。 * 妥当性 [5] [[選択子]]のいずれかが[[非妥当]]なら、[[選択子群]]全体も[[非妥当]]です [SRC[>>1]]。 * 文脈 - [12] [[CSS]] では[[宣言ブロック]]の前に[[選択子群]]を置き、[[宣言]]が適用される対象となる[[要素]]を表します。 - [16] [[CSSOM]] の [CODE(DOMi)@en[[[StyleDeclaration]]]] [[オブジェクト]]の [CODE(DOMa)@en[[[selectorText]]]] [[属性]]は[[宣言ブロック]]の[[選択子群]]を返したり設定したりできます。 - [13] [[選択子API]] では[[メソッド]]の[[引数]]として与えられ、選択する[[要素]]を表します。 - [14] [[XBL2]] の [CODE(HTMLe)@en[[[binding]]]] [[要素]]の [CODE(HTMLa)@en[[[element]]]] [[属性]]では、[[束縛]]が適用される対象となる[[要素]]を表します。 - [15] [[XBL2]] の [CODE(HTMLe)@en[[[content]]]] [[要素]]の [CODE(HTMLa)@en[[[includes]]]] [[属性]]では、[[影木]]に挿入する[[要素]]を表します。 - [17] [CODE(CSS)@en[[[:cue()]]]] [[擬似要素]]の[[引数]]として与えられ、[[宣言]]が適用される対象の [[WebVTT節点オブジェクト]]を指定することができます。 * 歴史 ** CSS1 [REFS[ - [10] [CITE[Cascading Style Sheets: a draft specification]] ([TIME[1995-05-31 21:05:57 +09:00]] 版) - [9] [CITE[Cascading Style Sheets, level 1]] ([TIME[2008-04-10 02:23:32 +09:00]] 版) ]REFS] [11] [[選択子群]]という名前はありませんでしたが、これに相当するものは最初期 (>>10) から存在していました。 ** CSS2 [REFS[ - [6] [CITE@en[Selectors]] ([TIME[2011-06-07 22:09:52 +09:00]] 版) ]REFS] [7] [[CSS2]] までは特に名前はついていませんでした。 ** 選択子3 [8] [[選択子3]]で「[[選択子群]]」という名前が与えられています。