[2] [RUBYB[[[選択子]]]@en[selector]]によって表現される[[文書木]]中の[[要素]]を[DFN[[RUBYB[選択子の主題]@en[subjects of the selector]]]]といいます [SRC[>>1]]。 * 仕様書 [REFS[ - [1] [CITE@en[Selectors Level 3]] ([TIME[2011-09-29 22:16:17 +09:00]] 版) ]REFS] * 歴史 ** STTS2 [REFS[ - [5] [CITE[STSS 2]] ([[Daniel Glazman]] 著, [TIME[2000-09-09 01:13:50 +09:00]] 版) ]REFS] [6] [[STTS2]] では[[要素名]]の前に [DFN[[CODE(CSS)[[[^]]]]]] をつけることで、[[文書木]]からその[[要素]]を削除し、 [[主題]]を[[親要素]]にうつすことができる[[選択子]]の機能がありました。 [[STTS3]] ではより一般化された形に拡張されています。 ** CSS2 [REFS[ - [4] [CITE@en[Selectors]] ([TIME[2011-06-07 22:09:52 +09:00]] 版) ]REFS] [7] 「[[主題]]」が仕様上の概念として初めて登場したのは [[CSS2]] でした。 ;; [8] [[CSS1]] にももちろんこれに相当するものは暗黙裡に存在していましたが、 明確に処理モデル上の概念としては存在していませんでした。 ** STTS3 [REFS[ - [9] [CITE[STSS 3]] ([TIME[2000-03-13 23:38:54 +09:00]] 版) ]REFS] [10] [[STTS3]] では [CODE(CSS)@en[[[:selected()]]]] という構文が提案されていました。 [[引数]]を取れるようになっており、指定されていると [CODE(CSS)@en[[[:-moz-any()]]]] と似た役割も持つようになります。 ** 選択子3 [REFS[ - [12] [CITE[CSS3 module: W3C selectors]] ([TIME[2000-03-13 23:37:32 +09:00]] 版) - [13] [CITE@en[CSS3 module: W3C Selectors]] ([TIME[2000-04-11 01:57:05 +09:00]] 版) ]REFS] [11] [[選択子3]]の初期は [DFN[[CODE(CSS)@en[[[:subject]]]]]] が定義されていました。 しかしこの後削除されています。 * メモ [3] [[選択子]]の前に更に[[結合子]]と[[単純選択子列]]を追加すると、一致の制約を更に追加することとなるので、 新しい[[選択子の主題]]は常に元の[[選択子の主題]]の[[部分集合]]となります [SRC[>>1]]。