[2] [DFN[[[HTML]]]] あるいは [DFN[[[HTML Living Standard]]]] ([DFN[[[HTMLリビング標準]]]]) は、 [[Web platform]] の中核部分をなす [[HTML]] や [CODE(DOMi)@en[[[Window]]]]、 その他各種周辺技術を規定する仕様書です。 [REFS[ - [1] [CITE@en-US-x-hixie[HTML Standard]] ]REFS] * 歴史 [3] [[Web Applications 1.0]] が2007年5月に [[HTML5]] (当初は [[HTML 5]]) に改称された後、 2009年10月には [[WHATWG]] で [[LC]] 状態に達しました。この頃まで [[WHATWG]] は [[HTML5]]、 [[Web Workers]] など複数の仕様書を出版していましたが、2009年10月には再び [[Web Applications 1.0]] という名称でこれらすべてを統合した仕様書を (単体の仕様書とは別に) 出版するようになりました。 ;; 詳細は [[Web Applications 1.0]] の項を参照してください。 [4] その後2010年1月までに [[WHATWG]] は [[HTML'''5''']] という特定の版の [[HTML]] 仕様のメンテナンスを放棄し、 版番号の無い最新の「[[HTML]]」を仕様化してゆく方針を固めますが、認知や検索性の問題から 「[[HTML5]]」という単語が好まれたため、この時は [[HTML5]] が [[HTML5 (including next generation additions still in development)]] に改称されるにとどまりました。 [5] しかし2011年1月に [[W3C]] が [[CSS3]] や各種 [[Web API]] など広範囲の [[Web]] 関連技術を 「[[HTML5]]」と呼んで広報活動を展開したことにより、 [[HTML5]] が完全に[[バズワード]]と化したことから、 本来 [[HTML]] と呼ばれるべき中核部分の仕様書である [[HTML5 (including next generation additions still in development)]] は [[HTML]] と改称されました。 [[HTML5]] 文脈上曖昧な場合には、小見出しより取って [[HTML Living Standard]] と呼ばれるようになりました。 なお Web 開発者向けに編集した Web Developer Edition は引き続き [[HTML5]] とされています。