[1] [[LDML]] 1.7 まで使われていた古い [DFN[LDML [RUBYB[ロケール識別子]@en[locale identifier]]]] ([DFN[Uncode ロケール識別子]]) は、[[Unicode言語識別子]]と付加情報により[[ロケール]]を表す記号列です。 * 仕様書 [REFS[ - [7] [CITE@en-us[UTS #35: Unicode Locale Data Markup Language]] ([TIME[2011-07-19 03:14:51 +09:00]] 版) ]REFS] [8] 現在の [[LDML]] では新しい構文が使われていますが、以前の構文の情報も仕様書に残されています。 こうやってデータの互換性に気を付けてくれるのは [[Unicode Consortium]] のいいところですね・・・。 ;; いやいや、最初から非互換な構文の変更なんてするなよ、という話もありますがwwww * 歴史 [2] 元々は [[BCP 47]] の[[言語タグ]]を一部改変したものに、 [[BCP 47]] の[[言語タグ]]では使われていない記号を使って追加情報を付与したものが [[LDML]] で使われていて、[[ロケール識別子]]と呼ばれていました。 [5] 最初は明確な呼び名がありませんでしたが、 [[LDML]] 1.7 では [[Uncodeロケール識別子]]と呼ばれるようになっています。 [REFS[ - [3] [CITE@en-us[UTS #35: Unicode Locale Data Markup Language]] ([TIME[2008-05-07 05:31:27 +09:00]] 版) - [4] [CITE@en-us[UTS #35: Unicode Locale Data Markup Language]] ([TIME[2009-05-09 03:22:36 +09:00]] 版) ]REFS] [6] [[LDML]] 1.7.2 以降では構文が変更され、 [[BCP 47]] の枠組みに収まるようになりました。 (といってもある程度の非互換性は残っているのですが、機械的に単純に書き換えられる程度の差異になりました。) こちらについては[[Unicodeロケール識別子]]の項を参照してください。 * 例 [9] ,[[LDML]] 1.7 までの旧構文 ,[[LDML]] 1.7.2 以降の新構文 ,[CODE(lang)[de_DE@collation=phonebook]], [CODE(lang)[de_DE_u_co_phonebk]] ,[CODE(lang)[zh_Hant_TW@collation=big5han]], [CODE(lang)[zh_Hant_TW_u_co_big5han]] ,[CODE(lang)[th_TH@calendar=gregorian;@numbers=thai]], [CODE(lang)[th_TH_u_ca_gregory_nu_thai]] ,[CODE(lang)[en_US_POSIX@timezone=America/Los_Angeles]], [CODE(lang)[en_US_u_tz_uslax_va_posix]]