[1] [DFN[IDNA [RUBYB[写像表]@en[Mapping Table]]]]は、 [[UTS #46]] で規定されている[[算法]] [[Unicode IDNA互換性処理]]で使われる表です。[[Unicode]] の[[符号位置]]に対して[[状態値]]と[[写像値]]が示されており、 [[算法]]中の「[[写像]]」の[[段階]]や、 [[ラベル]]の[[妥当性]]の定義で用いられています。 * 仕様書 - [2] [CITE@en-us[UTS #46: Unicode IDNA Compatibility Processing]] ([TIME[2010-10-30 01:01:25 +09:00]] 版) - [20] [CITE[Index of /Public/idna]] * 状態値 [3] [[IDNA写像表]]では、 [[Unicode]] の各[[符号位置]]に対して次の[DFN[[RUBYB[状態値]@en[status value]]]]が規定されています [SRC[>>2]]。 - [4] [DFN[[RUBYB[[[妥当]]]@en[valid]]]] [SRC[>>2]] -- [9] [[妥当]]な[[符号位置]]は [[Unicode IDNA互換性処理]]で変更されずにそのまま出力されます。 - [5] [DFN[[RUBYB[[[無視]]]@en[ignored]]]] [SRC[>>2]] -- [10] [[無視]]される[[符号位置]]は [[Unicode IDNA互換性処理]]で削除されます。 - [6] [DFN[[RUBYB[[[写像]]]@en[mapped]]]] [SRC[>>2]] -- [11] [[写像]]される[[符号位置]]は [[Unicode IDNA互換性処理]]で他の[[文字列]]に置き換えられます。 - [7] [DFN[[RUBYB[[[偏差]]]@en[derivation]]]] [SRC[>>2]] -- [12] [[偏差]]の[[符号位置]]は [[Unicode IDNA互換性処理]]で[[写像]]のように他の文字列に置き換えられるか、 [[妥当]]のようにそのまま出力されます。 -- [13] どちらになるかは[[移行的処理]]か[[非移行的処理]]かによります。 -- [14] [[IDNA2003]] と [[IDNA2008]] で扱いが異なる4[[文字]]がこの値になっています。 - [8] [DFN[[RUBYB[[[禁止]]]@en[disallowed]]]] [SRC[>>2]] -- [15] [[禁止]]の[[符号位置]]は [[Unicode IDNA互換性処理]]でそのまま出力されますが、 [[誤り]]とみなされます。 [16] [[禁止]]の中には、特別なものが2種類あります。詳しくは [[UseSTD3ASCIIRules]] の項を参照してください。 - [17] [DFN[[[disallowed_STD3_valid]]]]: [[UseSTD3ASCIIRules]] が[[真]]なら[[禁止]]ですが、 [[偽]]なら[[妥当]]として扱うことができます。 [SRC[>>2]] - [18] [DFN[[[disallowed_STD3_mapped]]]]: [[UseSTD3ASCIIRules]] が[[真]]なら[[禁止]]ですが、 [[偽]]なら[[写像]]として扱うことができます。 [SRC[>>2]] * 写像値 [19] [[状態値]]が[[写像]]、[[disallowed_STD3_mapped]]、[[偏差]]の[[符号位置]]には、 [DFN[[RUBYB[[[写像値]]]@en[mapping value]]]]も規定されています。 [SRC[>>2]] * ファイル [21] [[IDNA写像表]]は >>20 で配布されています。 [22] 配布されているファイルの形式は で、導出方法は で説明されています。 [23] [CITE@en-US[XBL 2.0]] ( ([TIME[2012-05-03 02:23:03 +09:00]] 版))