* 研究の系統による分類 - Content-based addressing (分散システム系) - publish/subscribe で、条件をより柔軟に指定したい - 静的で閉じたネットワークが前提? - 90年代末から00年代初頭 - コンテンツ配信系(?) - IP ネットワーク - 90年代末から00年代初頭 - モバイル・ユビキタス環境系(?) - ノード、サービス、ユーザのモビリティを目標(の1つ)に掲げる - IP ネットワークを用いたオーバーレイネットワークとして実現 - 00年代前半 - Data-centric (センサネットワーク系) - 動的かつ資源に制約があるネットワーク - 00年代 * 動機による分類 (経路) 1. ネットワーク内部 (ネットワークアドレス) 2. ノードとネットワークの接続点 (ノード名) 3. ユーザ/サービスとノードの対応 (ユーザ/サービス名) - 2 が動的に変化する (ノード移動性) - 3 が動的に変化する/柔軟にしたい (サービス移動性/グループ通信/コンテキスト適応性/個人化) - 1-3 の変化に相関がある - 物理的に相関がある (e.g. センサネットワーク) - 上位層の要求により変化させたい (e.g. ある種のエニーキャスト) - ネットワーク内でデータを処理したい - 2 や 3 が固定的なら、従来のままでいい - アドレスを知ることに意味 (価値) がある、アドレスで名前を代用できる - 2 や 3 が固定的でないなら: - アドレスを知ることに意味はない * 手法の目的 - 適用対象 (アプリケーション) [センサデータ転送|サービス発見|...] - 目標とする性質 [モビリティ|省電力|...] * 構成要素 - 情報提供側エンド [サービス|ユーザ|ホスト|データ] - 情報収集側エンド [サービス|ユーザ|ホスト|データ] - 中継ノード (ルータ) - エンドホストがルータを兼ねる [boolean] - 下位層 - 種類 [IP ネットワーク|イーサネット|マルチホップ無線ネットワーク|分散ハッシュ表|...] - コアネットワーク [静的|動的] - エンドホスト [静的|動的] - リンク [1物理リンク|複数物理リンク|オーバーレイリンク|...] * 通信パターン - 内容に従い転送される対象 - 問い合わせをその内容に従い転送する [boolean] - データそのものをその内容に従い転送する [boolean] - 受信者数 [(1|多|全)+] - サービスモビリティへの対応 [boolean] - サービスが存在するノードが変化しても通信し続けられるか? * 名前 - 問い合わせまたはデータそのものの記述の構造 - 次元 [1次元|多次元] - 必須属性 [boolean] - [値|式] - 名前空間 [フラット|階層型] - 意味管理 [なし|オーバーレイネットワークによる名前空間|...] * 手法 ** 配送 - 名前と配送の関係 [↓] - 名前から計算により得たアドレスが配送に用いられる - 名前が不透明なものとして配送に用いられる - 名前が透明なものとして配送に用いられる - ランデブポイント使用 [boolean] - 名前により定まるランデブポイントに/から配送する - 経路決定点 [送信者|送信者側エッジ|ホップバイホップ] - データ転送 - 情報提供側 [随時送信する|定期的に送信する] - 情報収集側 [随時送信されてくる|定期的に受信する] ** 経路情報管理 - 情報提供側情報の散布 - 方法 [なし|フラッディング|...] - タイミング [情報提供開始時|定期的|...] - 情報収集側情報の散布 - 方法 [なし|フラッディング|...] - タイミング [情報収集開始時|定期的|...] - ルータ間情報交換 - 方法 [なし|フラッディング|...] - タイミング [定期的|...] - 経路表 - 構造 [連想配列|プログラム|...] - 似た宛先の集約 [なし|...] - オーバーレイトポロジ構成 [なし|...] * ネットワーク内情報処理 - ネットワーク内情報処理 [↓*] - 情報集約 - ネットワーク内キャッシュ - 透過的なサービス合成 #- ストレージの位置 [↓] # - なし # - 情報提供側 # - 特定ノード # - データの内容その他の意味的に重要な要素により定まるノード # - 任意ノード # - 経路その他の意味的に重要でない要素により定まるノード