* UNASSIGNED (導出特性値) [1] [DFN[[[UNASSIGNED]]]] は、その[[符号位置]]が [[Unicode]] で[[未割り当て]]であることを表す[[導出特性値]]です。 [SRC[>>2]] ** 仕様書 - [6] [CITE@en[RFC 5892 - The Unicode Code Points and Internationalized Domain Names for Applications (IDNA)]] -- [2] '''''' - [13] [CITE@en[RFC 5894 - Internationalized Domain Names for Applications (IDNA): Background, Explanation, and Rationale]] -- [7] -- [14] ** 定義 [8] [[Unassigned]] カテゴリーの[[符号位置]]の[[導出特性値]]が [[UNASSIGNED]] です。 ** 安定性 [9] [[UNASSIGNED]] だった[[符号位置]]に[[文字]]が割り当てられると、他の [[PVALID]]、[[CONTEXT]]、 [[DISALLOWED]] に[[導出特性値]]が変わります。 [10] 既存の[[符号位置]]から[[文字]]が削除されることは無いとされていますが、もしされた場合は [[RFC 5894]] によれば [[DISALLOWED]] となるようです。 ** 処理モデル [11] [[登録]]も [[lookup]] も、 [[UNASSIGNED]] な[[符号位置]]が含まれていれば失敗します。 これは、もし [[lookup]] だけでも認めてしまうと、将来[[文字]]が割り当てられて [[CONTEXT]] になったとき、条件によっては使用が認められないため、あるいは [[DISALLOWED]] になったとき、使用が認められないため、将来の版に対応した実装では [[lookup]] できない[[ラベル]]を古い版に対応した実装では [[lookup]] できてしまい、都合が悪いからです。 [SRC[>>7]] ** 関連 [12] [[IDNA2003]] では [[AllowUnassigned]] [[フラグ]]がありました。通常 [[lookup]] ではこの[[フラグ]]は未設定であり、 [[UNASSIGNED]] な[[符号位置]]を含んでいても失敗にはなりませんでした。 * Unassigned (カテゴリー) [3] [DFN[[[Unassigned]]]] は、 [[Unicode]] で[[文字]]が (まだ) 割り当てられていない[[符号位置]]を含むカテゴリーです。 [SRC[>>4]] ** 仕様書 - [4] [CITE@en[RFC 5892 - The Unicode Code Points and Internationalized Domain Names for Applications (IDNA)]] ([TIME[2011-02-05 04:10:56 +09:00]] 版) ** 定義 [5] [[General_Category]] が [[Cn]] であり、かつ [[Noncharacter_Code_Point]] に含まれない[[符号位置]]が、 [[Unassigned]] に含まれます。 [SRC[>>4]]