[1] [[822]] における [CODE(822)@en[[[To:]]]] [[頭欄]]は、[[メッセージ]]の主要な[[宛先]]の[[アドレス]]を表します。 * 仕様書 - [825] [CITE@en[RFC 4356 - Mapping Between the Multimedia Messaging Service (MMS) and Internet Mail]] * 他のメッセージ・システムとの変換 ** MMS との変換 [826] [[MMS]] から[[インターネット・メール]]に変換する際には、公開されている[[受信者]]はすべて [CODE(822)@en[[[To:]]]] か [CODE(822)@en[[[Cc:]]]] に入れる[['''べきです''']]。 [829] [[メッセージ]]には [CODE(822)@en[[[To:]]]]、[CODE(822)@en[[[Cc:]]]]、 [CODE(822)@en[[[Bcc:]]]] のいずれか1つは最低でも含まれていなければ[['''なりません''']]。 [830] いずれも無い場合には空のグループの構文を使った [CODE(822)@en[[[To:]]]] [[頭欄]]を含める[['''べきです''']]。 [SRC[>>825]] ;; [827] >>825 より例 [PRE(822 example code)[ To: undisclosed-recipients:; ]PRE] [828] [CODE(822)@en[[[To:]]]]、[CODE(822)@en[[[Cc:]]]] はそれぞれ複数含める[['''べきではありません''']]。 [SRC[>>825]] [831] [[受信者]]の[[アドレス]]は [[RFC 2821]] の長さ制限に従わなければ[['''なりません''']]。 [SRC[>>825]] ;; [832] 長すぎるときはどうしたらいいんですかね。拒否しないといけないのかな。 [833] [[アドレス]]の[[ドメイン]]の中の[[非7ビット文字]]は [[IDN]] で符号化しなければ[RUBYB[なりません]@en[must]]。 [[アドレス]]の[[局所部分]]の中に[[非7ビット文字]]があればその[[メッセージ]]は拒絶しなければ[['''なりません''']]。 [[頭部]]のそれ以外の[[非7ビット文字]]は [[RFC 2047]] に従って[[符号化]]しなければ[['''なりません''']]。 [SRC[>>825]] [834] [[アドレス]]は [[FQDN]] でなければ[['''なりません''']]。 [[ドメイン]]のない [[E.164]] [[電話番号]]を使っては[['''なりません''']]。 [SRC[>>825]] * 関連 [823] [[宛先]]を表す [[822]] の[[頭欄]]には、他に補助的な[[宛先]]を表す [CODE(822)@en[[[Cc:]]]] や、他の[[受信者]]に知られずに[[宛先]]として指定する [CODE(822)@en[[[Bcc:]]]] があります。 [824] [CODE(822)@en[[[To:]]]] は [[SMTP]] における配送の途中には使われず、 [[SMTP]] の [[RCPT TO]] [[命令]]によって実際の配送先が決定します。