[1] 2002年頃から2005年頃くらいまで、 [[RDF]] がまだ流行っていた頃、 [[RDF]] による[[メタデータ]]を [[HTML]] に埋め込むための方法として、[[HTML]] の[[注釈]]として [[RDF/XML]] を記述することが提案され、[[ブログ]]管理ツールなどに実装されてよく使われていました。 * 主な応用例 - [2] [[クリエイティブ・コモンズ]]の[[ライセンス]]情報の埋め込み - [3] [[TrackBack Ping URL Auto-Discovery]] - [4] [[Account Auto-Discovery]] * 批判 [5] [[HTML]] の[[注釈]]として埋め込む、すなわち[[機械可読]]なはずの [[RDF]] を [[HTML]] 的には必ずしも[[機械可読]]とは言えない[[注釈]]に埋め込むことには反対する意見も少なくありませんでした。 [6] そもそも[[注釈]]として記述するのは、そのまま書くと [[HTML]] ([[XHTML]]) として[[妥当性検証]]すると[[非妥当]]と判定されるのを避けるためとされていました。 ちょうど[[Web標準]]への関心が高まっていた時期だったので、 それと逆行するような[[非妥当]]な解法は好まれなかったのですが、 場当たり的かつ後ろ向きな対処であるとの非難は逃れられませんでした。 ;; [7] そもそも [CODE(MIME)@en[[[text/html]]]] なんだから [[XHTML]] にはできないだろう、というのはまた別の話。 [8] 構文として [[RDF]] を使うのはどうなんだという批判もありましたが、当時は [[RDF/XML]] が事実上唯一の [[RDF]] の[[具象構文]]でしたし、[[Semantic Web]] が流行っていたので、あまり聞き入れられませんでした。