* SMTP における内容 [5] [[インターネット]]の[[電子メール]]では、転送プロトコルによって転送される[[データ]]の本体の部分を ([[封筒]]と区別して) [DFN[[RUBYB[内容]@en[content]]]]といいます。具体的には、 [[SMTP]] で [CODE@en[[[DATA]]]] [[命令]]で転送されるデータのことを言います。 [6] 紛らわしいことに、[[内容]]として転送される [[RFC 822]] 形式の[[メッセージ]]は更に[[頭部]]と[[本体]]に分けられます。 通常、[[MUA]] で見ることができるのはこの[[メッセージ]]です。この[[メッセージ]]の[[頭部]]と[[本体]]を含んだ全体が 「[[内容]]」となります。 ** この定義を採用している仕様 - [7] [CITE@en[RFC 4356 - Mapping Between the Multimedia Messaging Service (MMS) and Internet Mail]] * OSI における内容 [4] > [[メッセージ]]の一部であって、メッセージの[[転送]]中に 変換の場合を除いて、[[メッセージ転送システム]]から検査及び 修正を受けないもの。 content。 >メッセージの種別によっては、内容は、[[見出し]]および[[本体]] から構成される。 [INS[([[JISX0032]]:1999 32.03.02)]] - [1] [[封筒]]に対応する語です。 - [2] [[SMTP]] では [[RFC822]] メッセージがこの''内容''に相当するのですが、[[メッセージ転送システム]] (= [[SMTP]]) から検査及び修正を受けるという点で、この定義には合致しません。 - [3] ''変換の場合''というのはつまり[[関門]]を通過するような場合のことです。