[1] [[ハイパーテキスト]]において、[[ハイパーリンク]]の出発点側の端点を[DFN[[RUBY[始点][してん]@en[source]][RUBYB[アンカー]@en[anchor]]]]、 あるいは単に[DFN[[RUBY[始点][してん]@en[source]]]]といいます。 [2] [[始点アンカー]]は「[DFN[[[リンク元]]]]」や「[DFN[[RUBYB[[[尾]]]@en[tail]]]]」とも呼ばれます。 [3] [[始点アンカー]]に対し、もう一方の[[ハイパーリンク]]の端点は[[終点アンカー]]と呼ばれます。 * ハイパーテキスト・システムにおける始点アンカーの表現 [4] [[HTML]] では、通常の[[ハイパーリンク]]の[[始点アンカー]]は [CODE(HTMLa)@en[[[href]]]] [[属性]]を持った [CODE(HTMLe)@en[[[a]]]] [[要素]]、 [CODE(HTMLe)@en[[[area]]]] [[要素]]、[CODE(HTMLe)@en[[[link]]]] [[要素]]によって表されます。 [5] また、[[HTML]] で外部の[[資源]]を埋め込む [CODE(HTMLe)@en[[[img]]]]、 [CODE(HTMLe)@en[[[iframe]]]]、[CODE(HTMLe)@en[[[video]]]] などの[[要素]]も[[ハイパーテキスト]]の観点からは[[始点アンカー]]と言えます。 [6] [[XLink]] の[[単純リンク]]では[[始点アンカー]]は [CODE(XMLa)@en[[[xlink:type]]]] [[属性]]が [CODE(XML)@en[[[simple]]]] [WEAK[(またはそれ相当)]] である[[要素]]によって表されます。 [7] [[XLink]] の[[拡張リンク]]はより柔軟に[[ハイパーリンク]]を定義できるので、 [[HTML]] や[[単純リンク]]とは違って、[[遠隔資源]]を [[URL]] で指定して[[始点アンカー]]としたり、 複数の[[始点アンカー]]を指定したりすることもできます。