[26] [[HTML]] の [CODE(HTMLe)[[[th]]]] 要素および [CODE(HTMLe)[[[td]]]] 要素の [DFN[[CODE(HTMLa)[abbr]] 属性]]は、 こまの[[内容]]の省略形を指定します。 * 代替 [61] この[[属性]]は [[HTML5]] には含まれていません。代わりに [CODE(HTMLe)@en[[[abbr]]]] [[要素]]を利用できます。 * 仕様書 - [[HTML 4]] ([[W3C]] [[勧告]]) -- * 意味 [36] HTML 4 DTD の[[注釈]] (参考) には [Q[abbreviation for header cell]] と書かれています。 * 属性値 ** データ型 [29] この属性の値の型は [CODE[%[[Text]]]]、 すなわち人間可読文です。 [[SGML]] 的には [CODE(SGML)[[[CDATA]]]] です。 ** 既定値 [30] この属性は省略可能です。既定値はありません (が、こまの内容ということになるでしょう)。 * レンダリング [27] HTML 4 仕様書によれば、 UA は適切なときにこまの内容の代わりに [CODE(HTMLa)[abbr]] をレンダリングして構いません。 たとえば、読上げ UA は特定のこまを読む前に見出しこまを読むかもしれませんが、 その際に [CODE(HTMLa)[abbr]] を読んでも構いません。 [28] 見出しこまに関しては [CODE(HTMLe)[[[th]]]] のレンダリングの節も参照してください。 [59] [CITE@en[XHTML-Print]] ([CODE[2006-09-25 23:44:03 +09:00]] 版) [[XHTML-Print]] に[[適合]]する[[印刷機]]は、[[要素]]の[[内容]]の代わりに [CODE(HTMLa)@en[[[abbr]]]] [[属性値]]を使わなければ'''なりません'''。 * 関連 [60] 同名の [CODE(HTMLe)@en[[[abbr]]]] [[要素]]が [[HTML]] にはありますが、 [CODE(HTMLe)@en[[[abbr]]]] [[要素]]は略語を[[要素]]の[[内容]]、 展開形を [CODE(HTMLa)@en[[[title]]]] [[属性値]]とするので、 [CODE(HTMLa)@en[[[abbr]]]] [[属性]]とは真逆になります。 * 例 [53] [CITE[TV LIFE 記者ブログ]] ([CODE[2007-06-10 21:41:30 +09:00]] 版) [CODE(HTMLe)@en[[[td]]]] に [CODE(HTMLa)@en[[[abbr]]]] を使っためずらしい例。 [PRE(HTML example code)[ ]PRE] ;; 意味があるのかは知りませんが。 ([[名無しさん]]) [54] [CITE@ja[讃岐おばさんのひとり言1]] ([CODE[2007-07-29 17:41:55 +09:00]] 版) > [PRE(HTML bad example code)[
2007年 6月
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]PRE] * メモ [22] [CODE(HTMLa)[abbr]] 属性に対応した [ABBR[UA] [利用者エージェント]] があったとして、 どういう場合に [CODE(HTMLa)[abbr]] を使ってくれるのでしょうかね。 たとえばカレンダーの曜日に使うとして、 viewport の横幅が十分ある時に、 [CODE(HTMLa)[abbr]] を使ってくれるのか、くれないのか。 [CODE(HTMLa)[abbr]] 属性はこういう使い方をするものではないのかもしれないな。 要素の内容が主に表示されるべき文字列で、それが見た目の都合上常に省略形が適当なら省略形 (必要なら [CODE(HTMLe)[abbr]] 要素を使う)。 こまの内容の長さが性質上不定である (任意の内容が入りうる) ときには、内容を非省略形にするのでいいのかなあ。 表を視覚的構造ではなく二次元(以上)構造と厳密に見る立場からするとこういうこと書いたら怒られるのかもしれませんけど。
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