* [CODE(DOMa)@en[target]] 属性 (DOM) [4] [CODE(DOMi)@en[[[Event]]]] [[オブジェクト]]の [DFN[[CODE(DOMa)@en[[[target]]]]]] [[属性]]は、[[事象]]が[[発火]]された対象である[[オブジェクト]]を表します。 * ev:listener 要素 target 属性, ev:target 属性 (XML 事象) [2] [[XML事象]]の [DFN[[CODE(XMLa)[target]] 属性]] は、[[事象聴取器]]の[[対象要素]]を指定します。 この属性の値の型は [CODE(XML)[[[IDREF]]]] です。 この属性が指定されていなければ、 [[観察者]]要素自身とその[[子孫要素]]で発生した[[事象]]がその事象聴取器によって処理されることになります。 しかし、この属性が指定されている時には、 [[識別子]]が一致した場合に限って処理します。 この性質から、対象要素は観察者要素自身かその子孫要素であるべきです。 そうでないと意味がありません。 [3] たとえば、 [PRE(XML)[ ... ]PRE] では、 [SAMP(XMLe)[onevent]] 要素は、 [SAMP[o2]] の物体が読み込まれた時にのみ処理されます。 (もし [CODE(XMLa)[target]] 属性がなければ、 [SAMP[o1]]〜[SAMP[o5]] のいずれの要素の物体が読み込まれた時にも処理されます。) 一見使い道があるのか疑問に思えますが、 処理される事象は対象要素のそのものについてだけであり、 子孫要素である [SAMP[o3]] や [SAMP[o4]] の事象も処理されません。 ですから、たとえば、 [PRE(XML)[ ]PRE] のような使い方ができるでしょう。