* [CODE(XMLe)@en[textInput]] 要素 (RSS2) [1] [[RSS]] の [DFN[[CODE(XMLe)@en[[[textInput]]]] [[チャンネル要素]]]]は、 [[チャンネル]]と共に表示できる[[テキスト入力箱]]を表します [SRC@en[[[RSS 2.0]]]]。 :[[要素名]]:[CODE(XMLe)@en[[[textInput]]]] :文脈:[[チャンネル要素]]が認められる文脈 :[[内容モデル]]:[CODE(XMLe)@en[[[title]]]], [CODE(XMLe)@en[[[description]]]], [CODE(XMLe)@en[[[name]]]], [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] (順不同) :[[属性]]: ** 仕様書 -[25] [CITE@en[RSS 2.0 Specification (version 2.0.10)]] -- -- -[26] [CITE@en[RSS Best Practices Profile]] ([TIME[2008-11-21 15:11:45 +09:00]] 版) ** 意味 [5] この[[要素]]の目的は謎とされています [SRC@en[[[RSS 2.0]]]]。 [[検索円陣]]の入力欄や[[フィードバック]]の入力欄に使うことができます [SRC@en[[[RSS 2.0]]]]。 [6] [[RSS Best Practices Profile]] は [[CGI]] によって[[フィード]]の出版者に[[テキスト]][[照会]]を[[提出]]するため、 と定義されています。 ** 内容 [2] [CODE(XMLe)@en[[[textInput]]]] [[要素]]の[[子要素]]としては、 [CODE(XMLe)@en[[[title]]]], [CODE(XMLe)@en[[[description]]]], [CODE(XMLe)@en[[[name]]]], [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] を使うことができます。いずれも必須です [SRC@en[[[RSS 2.0]], [[RSS Best Practices Profile]]]]。 [3] これらの[[要素]]は順不同で、いずれも1つずつ指定しなければならないと思われますが、 [[RSS 2.0]] 仕様書には明記されていません。 ** 実装 [4] ほとんどの[[集積器]]は無視します [SRC@en[[[RSS 2.0]]]]。 [8] [[RSS Best Practices Profile]] によれば、対応していることがわかっているのは [[BottomFeeder]] と [[Liferea]] だけです。 [9] [[RSS Best Practices Profile]] によれば、[[フィード]]で使われているのは 1% に満ちません。 ** 例 [7] [PRE(XML example code)[ Your aggregator supports the textInput element. What software are you using? http://www.cadenhead.org/textinput.php query TextInput Inquiry ]PRE] ;; [[RSS Best Practices Profile]] より ** メモ [10] [[RSS Best Practices Profile]] は、 [[RSS 2.0]] がこの[[要素]]の利用を積極的に非推奨としている、 としています。 * [CODE(XMLe)@en[textinput]] 要素 (RSS1) [27] [[RSS 1.0]] の [CODE(XMLe)@en[[[textinput]]]] [[要素]]は、 [[チャンネル]]に関係する入力欄を表します。 ** 仕様書 - [28] [CITE[RDF Site Summary (RSS) 1.0]] ([TIME[2008-06-10 05:47:42 +09:00]] 版) ** 意味 [29] [CODE(XMLe)@en[[[textinput]]]] [[要素]]は任意の [[URL]] について[[フォーム・データ]]を提出する方法を提供しています。任意の [[URL]] ではありますが、通常は親 [[Webサイト]]にあるものです。 [SRC[>>28]] [30] このフォームは通常は[[検索]]や購読申し込みなどに使われます。 とはいえいろいろな意味に使われていて曖昧なので、 [[RSS 0.9]] との互換性のために残しつつも、 将来の版では非推奨するか何からの他の方法を取り入れることが提案されていました。 [SRC[>>28]] ** 文脈 [32] この[[要素]]は [CODE(XMLe)@en[[[rdf:RDF]]]] の[[子要素]]として高々1つ使えます [SRC[>>28]]。 ** 属性 - [31] [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] (必須 [SRC[>>28]]) ** 関連 [33] この[[要素]]を使う場合は [CODE(XMLe)@en[[[channel]]]] [[要素]]の[[子要素]]の [CODE(XMLe)@en[[[textinput]]]] [[要素]] (>>17) が必須です [SRC[>>28]]。 ** 内容モデル [34] この[[要素]]の[[内容]]は次の[[要素]]です。順序は任意です。[SRC[>>28]] - [CODE(XMLe)@en[[[title]]]] - [CODE(XMLe)@en[[[description]]]] - [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] - [CODE(XMLe)@en[[[name]]]] ** 処理モデル [35] この[[要素]]で指定された[[フォーム処理器]]は [[HTTP]] [CODE(HTTP)@en[[[GET]]]] を処理することのみが想定されています。 [SRC[>>28]] ** 例 [36] [SRC[>>28]] [PRE(XML example code)[ Search XML.com Search XML.com's XML collection s http://search.xml.com ]PRE] ** メモ [37] [[RDF]] の慣習に従うなら[[型]]である [CODE(XMLe)@en[[[textinput]]]] は[[大文字]]からはじまるべきなのでしょうが、[[RSS 0.9]] との互換性のためか[[小文字]]からはじまる名前になっています。 * [CODE(XMLe)@en[channel]] 要素の子要素の [CODE(XMLe)@en[textinput]] 要素 (RSS1) [17] [[RSS 1.0]] の [CODE(XMLe)@en[[[channel]]]] [[要素]]の[[子要素]]の [DFN[[CODE(XMLe)@en[[[textinput]]]] [[要素]]]]は、 [[RDF/XML]] 的に [CODE(XMLe)@en[[[channel]]]] [[要素]]と [CODE(XMLe)@en[[[rdf:RDF]]]] [[要素]]の[[子要素]]たる [CODE(XMLe)@en[[[textinput]]]] [[要素]]を関連付けます [SRC[>>18]]。 ** 仕様書 - [18] [CITE[RDF Site Summary (RSS) 1.0]] ([TIME[2008-06-10 05:47:42 +09:00]] 版) ** 文脈 [19] [CODE(XMLe)@en[[[channel]]]] [[要素]]の[[子要素]]として高々1つ使えます [SRC[>>18 5.3, 5.3.6]]。 [20] (直接的には明記されていませんが、他の要件から暗示される要件として) [CODE(XMLe)@en[[[rdf:RDF]]]] [[要素]]の[[子要素]]の [CODE(XMLe)@en[[[textinput]]]] [[要素]]がない場合、 この[[要素]]を使ってはいけません。 ** 属性 - [21] [CODE(XMLa)@en[[[rdf:resource]]]] (必須) ** 内容 [22] [[内容モデル]]は[[空]]です。 [SRC[>>18]] ** 処理モデル [23] この[[要素]]の存在が [[RDF]] として処理しない一般的な[[利用者エージェント]]の処理に影響するのかどうかは不明です。 ** 例 [11] [PRE(XML bad example code)[ ]PRE] ;;[CITE[gmane.org.w3c.whatwg.help]] ([TIME[2008-12-13 22:50:42 +09:00]] 版) ** メモ [24] [[RDF]] 的には [CODE(XMLe)@en[[[channel]]]] を[[主語]]、 [CODE(XMLe)@en[[[textinput]]]] が[[述語]]、 [CODE(XMLe)@en[[[rdf:RDF]]]] の[[子要素]]たる [CODE(XMLe)@en[[[textinput]]]] が[[目的語]]たる[[三項組]]を生成します。そのためだけに存在する、実質的な意味のない[[要素]]です。