[14] [DFN[[RUBYB[限定奇癖モード]@en[limited-quikrs mode]]]]は、[[奇癖モード]]と[[無奇癖モード]]の中間の解釈モードです。 一部の [[CSS]] の解釈が[[無奇癖モード]]と異なっています。 [[Webブラウザー]]は[[限定奇癖モード]]を実装しなければなりませんが、 [[著者]]が[[限定奇癖モード]]を使うことは禁止されています。 * 仕様書 [REFS[ - [8] [CITE@en-US[DOM Standard]] ([TIME[2012-11-19 13:07:43 +09:00]] 版) - [9] [CITE@en-US[Quirks Mode Standard]] ([TIME[2012-11-13 08:54:35 +09:00]] 版) ]REFS] * 呼称 [13] 限定奇癖モードは元々は[DFN[[RUBYB[ほぼ標準モード]@en[almost standard mode]]]]と呼ばれていました。 [11] [[HTML Living Standard]] が標準化した際に「限定奇癖モード」に改称されました。 [12] その後も既に広く普及している「ほぼ標準モード」に戻すべきという意見があり、 [[奇癖モード標準]]も「ほぼ標準モード」と呼んでいます。 * 限定奇癖モードの挙動の一覧 [10] [[奇癖モード]]の項を参照してください。 * 歴史 ** Mozilla [REFS[ - [1] [CITE[Bug 22274 – '''['''INLINE''']''' Too much space (for descenders) under image () elements, e.g. in table cells]] ([CODE[2008-01-30 07:18:07 +09:00]] 版) - [4] [CITE[Bug 153032 – Implement almost-standards rendering mode]] ([TIME[2008-01-30 07:44:31 +09:00]] 版) - [5] [CITE[Gecko's "Almost Standards" Mode - MDC]] ]REFS] [2] >>1 の #53 は読むべき。 ** WHATWG [6] [[HTML Living Standard]] によってはじめて仕様化され、後に [[DOM Living Standard]] に移されました。 [[限定奇癖モード]]になる条件など [[HTML]] に関わる規定は引き続き [[HTML Living Standard]] にあります。 [7] 2012年2月には[[奇癖モード標準]]が出版され、 [[CSS]] に関する規定も仕様化されました。