* 引数分離子 [CODE(SGML)[ps]] (SGML) [1] [[SGML]] の[DFN[[RUBYB[引数分離子][parameter separator]]]] ([DFN[[CODE(SGML)[ps]]]]) は、 [[マーク宣言]]の[[引数]]の間に入れることができる[[分離子]]の類を表します。 [[SGML]] や [[SGML拡張機能]]の仕様書で定義のために使われています。 [2] 仕様書: - [[JIS X 4151]]‐1992 ([[SGML]]) -- [CSECTION[9.1.1 引数分離子 [CODE(SGML)[ps]]]] ** 構文 -[3] [CODE(ABNF)[[DFN[[ABBR[[CODE(SGML)[ps]]][引数分離子]]]] := [ABBR[[CODE(SGML)[[[s]]]]][[[分離子]]]] / [ABBR[[CODE(SGML)[[[Ee]]]]][[[実体終了]]]] / [[引数実体参照]] / [[注釈]] ;; [SRC[[[JIS X 4151]]‐1992 (65)]]]] > [4] [[引数実体参照]]は、[[引数]]が現れ得るどんな位置にも書くことができる。 その[[参照]]する[[実体]]は、その[[参照]]が現れた [CODE(SGML)[[[ps]]]] の直後に続ける0個以上の完全な[[引数]]の列からなっていなければならない。 その列の前後又は間に [CODE(SGML)[[[ps]]]] があってもよい。 更に、その[[実体]]は、同じ[[宣言]]の中で終わっていなければならない。 > [5] [[引数分離子]]としての [CODE(SGML)[[[Ee]]]] は、 それが終わらせる[[実体]]への[[参照]]が同じ[[宣言]]の中の [CODE(SGML)[[[ps]]]] として現れている場合に限って使うことができる。 > [6] [CODE(SGML)[[[ps]]]] は、[[文脈]]上必すであっても、 [[区切り子]]又は他の [CODE(SGML)[[[ps]]]] に隣接していて省略してもあいまいさを生じないのであれば、 省略してもよい。 > [7] [CODE(SGML)[[[ps]]]] は、それを省略するとあいまいさを生じる場合、 [CODE(SGML)[[[s]]]] で始めなければならない。 [SRC[[[JIS X 4151]]‐1992 9.1.1]] [8] >>7 この曖昧さが生じる場合って、[[参照具象構文]]では [SAMP(SGML)[%para-ent[CODE(comment)[-- comment --]]]] のような場合だけですよね? 他にも何か考えられますか? [9] >>1 [[鍵語]]が2つ連続する場合の間の [CODE(SGML)[ps]] も該当します。 [10] [[引数実体]]を定義する[[実体宣言]]の [CODE(SGML)@en[[[pero]]]] と[[実体名]]の間の [CODE(SGML)@en[[[ps]]]] ([CODE(SGML)@en[]]) もかな。 [[#comment]] * メモ