[4] > :[RUBYB[資源][Resource]]: この仕様は何が資源であるかの範囲を制限していません。むしろ、 [Q[資源]]という用語は [ABBR@en[[[URI]]]] で[[識別]]されるものすべてという一般的な意味で使っています。 よくある例は[[電子文書]]、[[画像]]、一貫した目的の情報源 (例えば[Q[[[ロサンゼルス]]の[[今日]]の[[天気]]]])、 [[サービス]] (例えば [ABBR@en[[[HTTP]]]] から [ABBR@en[[[SMS]]]] への[[関門]])、他の[[資源]]の[[集成]]などです。 資源は必ずしも[[インターネット]]で[[アクセス]]可能である必要はありません。 例えば[[人間]]、[[会社]]、[[図書館]]の[[書籍]]なども資源となります。 同様に、[[抽象的]]な[[概念]]、例えば[[数式]]の[[演算子]]や[RUBY[[[被演算子]]][[[オペランド]]]]、 [[関係]]の種類 (例えば[[親]]や[[従業員]])、[[数値]] (例えば[[零]]、[[一]]、 [[無限大]]) なども資源となり得ます。 [SRC[[[RFC 3986]] ([[URI]]) [CSECTION[1.1. Overview of URIs]]]] [5] > 設計上 [ABBR@en[URI]] は1つの資源を識別します。 どんなものが[DFN[[RUBYB[資源] @en[resource]]]]となり得るかの範囲は制限しません。 [Q[資源]]という用語は [ABBR@en[URI]] で識別され得るものという一般的な意味で使います。 [[ハイパーテキスト]] [[Web]] では [[Web頁]], [[画像]], [[製品型録]]などを [Q[資源]]と呼ぶのが普通です。 これらの資源の特徴的な性質は、その本質的な性質のすべてを[[メッセージ]]で伝達できることです。 このようなものを[DFN[[[情報資源]]]]と呼びます。 出典: [CITE[Architecture of the World Wide Web, Volume One]] [1] [[HTTP]] ([[RFC 1945]] 1.2, [[RFC 2068]] 1.3, [[RFC 2616]] 1.3) > :resource:A network data object or service [DEL[[INS[{1945}]] which]] [INS[that]] can be identified by a URI[INS[,]] [DEL[(Section 3.2)]] [INS[as defined in section 3.2]]. [INS[Resources may be available in multiple representations (e.g. multiple languages, data formats, size, [INS[and]] resolutions) or vary in other ways.]] :資源:[[URI]] で識別することができるネットワーク・データ物体又はサービス。[INS[資源は複数の表現 (例えば、複数の言語、データ書式、寸法、解像度) で利用可能であったり、他の方法で変化したりするかもしれません。]] [2] > [[RFC 2396]] にあるように、[DFN[資源]]とは番地付け可能な情報またはサービスの単位である。 [3] 便宜上、資源の一部分のことも含めて資源と言うことがあります。 たとえば [[XLink]] の仕様書もそうしています。 XLink の範囲内では (ほとんどの場合) 資源の一部も[[素片識別子]]を使って識別できます。 (できなければ[[連結]]できません。) XLink の[Q[資源]]の定義は >>2 の通りですが、これに従えば資源の一部も資源です。 [WEAK[(しかし、一般にすべての資源の一部が資源になるとは限らないので注意が必要です。)]] [6] > [DFN[[RUBY[資源][しげん]@en[resource]]]]は、 次の性質を持つ[RUBYB[論理的実体]@en[logical entity]]です。 - [[資源]]は、[[識別]]可能と[['''しなければなりません''']]。 - [[資源]]は、[[XML]] [[情報集合]]で表現可能な0以上の[[特性]]の[[集合]]を保持[['''しなければなりません''']]。 - [[資源]]は、[[ライフサイクル]]を保持[['''して構いません''']]。 ;; [[WS-Resource]] 1.2 2.1 [7] > :[DFN[[RUBY[資源][しげん]@en[resource]]]]: [[RFC 2616]] で定義されている通り、 [[IRI]] によって識別される[[ネットワーク]]で[[アクセス]]可能な[[データ物体]]または[[サービス]]。 [[資源]]について詳しくは [CITE@en[[[Architecture of the World Wide Web]]]] を参照してください。 ;; [CITE@en[RFC 5023 - The Atom Publishing Protocol]] ([TIME[2008-11-20 18:52:14 +09:00]] 版) より [8] [CITE@en[Historical - Re: Proposed IETF/W3C task force: "Resource meaning" Review of new HTTPbis text for 303 See Other]] ([[Tim Berners-Lee]] 著, [TIME[2009-08-02 11:14:14 +09:00]] 版) * [CODE(XMLa)@en[resource]] 属性 (XForms) [1] [CITE@EN[XForms 1.1]] ([TIME[2009-10-20 22:51:54 +09:00]] 版) [9] [[XForms]] の [CODE(XMLa)@en[[[resource]]]] [[属性]]は、 [CODE(XMLa)@en[[[src]]]] [[属性]]とよく似たものですが、 [[XForms]] では両者が使い分けられています。 [10] [CITE@en[Web Services Transfer (WS-Transfer)]] ( ([TIME[2011-12-13 19:50:34 +09:00]] 版))