* 文字 [CODE(charname)[DELETE]] [1] :[[文字名称]]:[CODE(charname)@en[[[DELETE]]]] :[[略号]]:[CODE(charname)@en[[[DEL]]]] :[[日本語通用名称]]:[CODE(jcharname)[[[抹消]]]] [SRC@en[[[JIS X 0201]]:1997 4.3]] :[[符号化表現]]:[CODE(char)[07/15]] [SRC@en[[[JIS X 0202]]:1998, [[JIS X 0201]]:1997]] [5] > [CODE(charname)[DEL]] は、本来、 [[紙テープ]]上の[[誤り]][[又は]]不要な[[文字]]を[[消去]][[又は]][[削除]]するのに用いられた。 [CODE(charname)[[[DEL]]]] は、[[媒体]][[又は]][[時間]]の[[埋め草]] ([SPAN@en[fill]]) に用いてもよい。 [CODE(charname)[[[DEL]]]] は、 [[情報]]に影響を与えずに[[CCデータ要素]]に[[挿入]]したり、 [[CCデータ要素]]から[[除去]]したりしてよいが、このような動作は、 [[情報]]の[[配置]][[及び/又は]][[機器]]の[[制御]]に影響することがある。 [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 6.2.1]] [11] > '''5.4 文字 DELETE (抹消)''' [[文字]] [CODE(charname)@en[[[DELETE]]]] ([CODE(jcharname)[[[抹消]]]]) は、[[略号]]を [CODE(charname)@en[[[DEL]]]] とし、[[ビット組合せ]] [CODE(char)[7/15]] で[[表現]]する。 > [CODE(charname)@en[[[DELETE]]]] は、 本来、[[せん孔テープ]]上の誤った[[文字]]の[[消去]]、 不要な[[文字]]の消去などに使っていた。 [CODE(charname)@en[[[DELETE]]]] は、 [[CCデータ要素]]の[[情報内容]]に影響を与えることなく、 [[挿入]]したり、[[削除]]したりできる。 [SRC@en[[[JIS X 0201]]:1997 5.4]] [10] DEL は元々穿孔テープで誤った文字を消去するのに使われていました。 符号位置 0x7F は7ビットでは全てのビットが立った状態です。 パンチ・カードで誤った孔をあけてしまったような場合に、 全ての孔を空けてなかったことにしたんです。 [2] DEL は情報内容に変更を加えることなく[[CCデータ要素]]に挿入あるいは消去可能です。 但しこの扱いでは、情報の書式[[及び/又は]]機器の制御に 影響の出る場合があります。 ([[JISX0211]]-1994 F.8.1 参照) [3] DEL は過去に制御機能として使われていましたが、現在では 使われません。 ([[JISX0211]]-1994 8.3.32 [[JIS]]参考 参照。) 厳密な意味で制御機能ではないので、 ISO/IEC 6429 からは削除されました。 ([[JISX0211]]-1994 F.8.1 参照。) [4] ,規格 ,文字の名前 ,略号 ,日本語通用名称 ,[[ISO/IEC 2022]]:1994 ,DELETE ,DEL ,[[JIS X 0211]]-1994 ,DELETE ,DEL ,抹消 ,[[JIS X 0201]]:1997 ,DELETE ,DEL ,抹消 ,[[JIS X 0208]]:1997 ,DELETE ,DEL ,抹消 ,[[JIS X 0202]]:1998 ,DELETE ,DEL ,削除 ,[[JIS X 0213]]:2000 ,DELETE ,DEL ,抹消 [8] >>5 後段の話があるので、 実際上は[Q[してもよい]]というより[Q[してもよいということにしてもよい]]ですな。 [[紙テープ]]なんて遥か昔の話なのですから、 今時[Q[してもよい]]などと悠長なことを言っていては実際の[[情報交換]]についていけないと思われ。 [9] '''固定符号化文字''': [[ISO/IEC 2022]] 環境下では、 [CODE(charname)[DELETE]] は[[固定符号化文字]]であり、常に [CODE(char)[07/15]] で[[符号化]]されます。 [SRC[[[JIS X 0202]]:1998 6.2.1]]