* [CODE(XMLa)@en[rdf:about]] 属性 (RSS 1.0) [8] [[RSS 1.0]] の [CODE(XMLe)@en[[[channel]]]] [[要素]]の [DFN[[CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]]]は、[[チャンネル]]の [[URL]] を表します。 [24] [[RSS 1.0]] の [CODE(XMLe)@en[[[image]]]] [[要素]]の [DFN[[CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]]]は、[[画像]]の [[URL]] を表します。 ** 仕様書 - [22] [CITE[RDF Site Summary (RSS) 1.0]] ([TIME[2008-06-10 05:47:42 +09:00]] 版) -- [9] [CODE(XMLe)@en[[[channel]]]] -- [23] [CODE(XMLe)@en[[[image]]]] ** 意味 [10] [[RSS 1.0]] の [CODE(XMLe)@en[[[channel]]]] [[要素]]には、 [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]と [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] [[子要素]]の2箇所、[[チャンネル]]の [[URL]] を指定する箇所があります。どちらも必須です。 これらについて、仕様書はそれぞれ次のように説明しています。 [11] [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]について [SRC[>>9]] > The {resource} URL of the channel element's rdf:about attribute must be unique with respect to any other rdf:about attributes in the RSS document and is a URI which identifies the channel. Most commonly, this is either the URL of the homepage being described or a URL where the RSS file can be found. [CODE(XMLe)@en[[[channel]]]] [[要素]]の [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]の [VAR[{resource}]] [INS[(引用者中: 構文説明中の記号を指していて、[[属性値]]のこと。)]] の [[URL]] は同じ [[RSS]] [[文書]]中の他の [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]について[[固有]]でなければならず、 [[チャンネル]]を識別する [[URI]] です。最も一般的にはこれは記述される[[ホームページ]]の [[URL]] か、[[RSS]] [[ファイル]]がある [[URL]] です。 [12] 文脈的には [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] [[要素]]のことと推測されるものの、曖昧 [SRC[>>9]] > [INS[...]] URL link to the described resource (the channel provider's home page, for instance) 記述された資源への [[URL]] [[リンク]] (例えば、[[チャンネル]]提供者の[[ホームページ]]) [13] [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] [[要素]]について [SRC[>>9 5.3.2]] > The URL to which an HTML rendering of the channel title will link, commonly the parent site's home or news page. [[チャンネル]]の[[題名]]を [[HTML]] として[[レンダリング]]したときに[[リンク]]先となる [[URL]] で、普通は親サイトの[[ホームページ]]かニュースページ。 [14] 元々 [[RSS 0.9]] では [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] [[要素]]しか無かったところに、 [[RSS 1.0]] で [[RDF]] 的に好ましい形にしようと [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]を追加したものの、同じ値にするべきか追加分けるべきか明確にせずに両方共微妙に異なる曖昧な説明しかしなかったため、 [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]には [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] [[要素]]と同じ [[HTML]] 版の[[トップページ]]などの [[URL]] を指定するものと、それとは異なる [[RSS]] 自体の [[URL]] を指定するものが混在する状況になっています。 [25] [[RSS 1.0]] の [CODE(XMLe)@en[[[image]]]] [[要素]]にも、 [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]と [CODE(XMLe)@en[[[url]]]] [[子要素]]の2箇所、[[画像]]の [[URL]] を指定する箇所があります。どちらも必須です。 こちらは [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]についてはまったく説明がありません。 こうなってしまった状況はやはり同じで、 [[RDF]] 的な整合性のために必要だったからでしょう。 ** 属性値 *** データ型 [15] [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]の値は単に「[[URL]]」とされるのみで厳密なデータ型は明確に規定されていません。 当時の [[RDF]] 仕様の規定を踏襲していると考えれば、 [[RFC 2396]] [[URI参照]]ということになります。 [21] [[絶対URL参照]]を指定するのが一般的で、[[利用者エージェント]]の中には[[相対URL]]を正しく処理できないものもありそうです。 *** 既定値 [16] この[[属性]]は必須であり、[[既定値]]はありません。 ** 処理モデル [17] [[RDF]] として[[三項組]]を取り出すときに使うという以上に、 この[[属性]]をどのように利用するべきかは明確ではありません。 ;; [18] 似たような値を持つ [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] [[要素]]は [[HTML]] として[[レンダリング]]する時の[[リンク先]]として使われることになっています。 ** 関連 [19] [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] [[要素]] ([[RSS 1.0]]) の項も参照してください。 [20] [[Atom]] では [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] [[要素]]の [CODE(XMLa)@en[[[rel]]]] [[属性]]に [CODE(XML)@en[[[self]]]] を指定することで[[フィード]]自体の [[URL]] を記述することができ、 [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]や [CODE(XMLe)@en[[[link]]]] [[要素]] ([[RSS 1.0]]) の機能と似ています。 ** メモ - [1] ''rss:channel要素のrdf:about属性- agenda -2002/9/16〜31 - Personnel'' - [2] ''サイトマップ、RDF/XML - agenda -2003/2/1〜15 - Personnel'' >>1 の続編 - [3] [WEAK[2004-02-06 00:03:58 +00:00]] ''[[名無しさん]]'': ''ちょっとしたメモ - RSS 1.0のchannel要素のrdf:about'' [4] [CODE(XMLe)@en[channel]] 要素の [CODE(XMLa)@en[[[rdf:about]]]] [[属性]]は、 最近 (2008年11月) だと、 [[RSS]] の [[URL]] を使うことが多いかな、と思いながら色々[[フィード]]を除いていましたが、 [[Webサイト]]の [[URL]] のことも多くて、どちらが多いとも断定できない感じみたいです。 * [CODE(HTMLa)@en[about]] 属性 (HTML) ** 歴史 [5] [[XHTML2]] 第6次案で[[大域属性]]として追加されました。 ;; [CITE@en[- XHTML Metainformation Attributes Module]] ([TIME[2004-07-22 23:25:19 +09:00]] 版) [6] [CITE[IRC logs: freenode / #whatwg / 20090925]] ([TIME[2009-11-17 00:09:05 +09:00]] 版) [7] [CITE[IRC logs: freenode / #whatwg / 20101104]] ( ([TIME[2010-11-13 20:25:19 +09:00]] 版))