2001年のちゅーぶの生物部

文化祭――プロトプラストの単離と融合

昨年の理数科課題研の跡を継いで(?)、プロトプラストの実験をし、 発表しました。

各回30人程度の聴衆が集まりました。第3回は放送での案内のかいあってか、 40人近い生徒・先生が集まり、立ち見の方もいらっしゃいました。 どうもありがとうございました。

質疑

違った種のプロトプラスト同士の融合は難しいとのことだが、 それぞれに何か違いがあるということか。
想像だが、海綿は胚をばらばらに切っても各胚葉ごとに 同じような場所に集まってくる性質があるから、 これと似て、同種が集まるような 性質があるということではないか。
それは何かその物質に違いがあるということか。
等張な濃度などの違いが関係するのかもしれないが・・・ 今後の課題としたい。
融合したプロトプラストをそのまま培養した場合、 細胞壁はどうなるのか。
再生するらしい。
融合したプロトプラストの核はどうなるのか。核も融合するのか、 それとも核が2つの状態となるのか。
核の融合も起こるようだが、観察出来なかった。

まとめ

プロトプラストは今話題のバイオテクノロジーの入り口の 入り口のようなものだが、この発表をきっかけにこうした技術に 興味を持って頂けたなら幸いである。

理数科課題研究

  1. プロトプラストの単離と融合
  2. 感覚器について ――視覚と聴覚――
2001-11-08, 2001-11-14, 2002-03-11