西瓜計画管理規定
前文
我々は、Internet社会のあらゆる利益と恩恵が平等に配分され、恒久の平和と自由を手にし、全世界が幸福の中で発展し続けることを願い、その実現のため、ここに集い、その技術を磨き、経験を蓄積せんとする。
西瓜計画の資源を利用するなど具体的な形で西瓜計画と関わるものを参加者と呼ぶ。
西瓜計画の趣旨に賛同し、西瓜計画の運営やその資源の利用を行うことを管理運営団により承認されたものは、参加者となることが出来る。
西瓜計画の運営にきたす行いをし, または行うことが確実であり、今後も繰り返し妨害されることが明らかだと管理運営団が認めた者は、西瓜計画から除名される。
西瓜計画は、その参加者に関する個人情報を外部の個人或いは団体に公開することは無い。
西瓜計画の資源の総括と計画運営について検討と実務を行う管理運営団を置く。
管理運営団は代表, 会計担当, 公式文書書記官, 各種サーバー担当, 平団員から成る。各役職は兼務出来る。
管理運営団員の変更(入団又は退団)には管理運営団の合意を必要とする。管理運営団員内での役職の変更は公式文書での発表を必要とする。
会計周期は4月1日から翌年3月31日とする。但し、2001年度に関しては、その開始時期を特に定めない。
会計担当者は、会計年度の開始から1ヶ月以内に、前年度の収支報告を公式文書として管理運営団に提出しなければならない。
会計担当者は、4ヶ月につき1回以上、西瓜計画の資産状況を公式文書として管理運営団に報告しなければならない。
管理費や寄付金の受領は管理運営団が行う。
一般に管理運営団員は西瓜計画の財産を保管しても良いが、主に会計担当者が行い、他の管理運営団員が保管した場合その出入りの際には会計担当者に報告しなければならない。特に、支出において領収書の類がある場合には、それを提出しなければならない。
西瓜計画全体に関わる方針等の決定は、全て最終的に管理運営団の承認を必要とする。
管理運営団における合意は、議案が提出されたことが確認されてから約1週間以内に反論が無かったことをもって可決したとみなす。
管理運営団に議案が提出された後、正式に合意が成立するまでの間、暫定的にその内容を実施しても良い。但し反論が提出された場合は直ちにその実施を中断し、また合意が成立しなかった場合はその実施以前の状態に復元しなければならない。
管理運営団に合意を求める議案書は、標準化に分類された公式文書として発行されていなければならない。この場合において、公式文書書記官は形式上不備がある場合等を除いて、公式文書としての発行を拒否してはならない。
本規定により義務付けられた報告書等や、管理運営団による合意事項で必要性が認められる文書は、西瓜計画公式文書として発行される。またそれ以外の西瓜計画に関する文書も、公式文書として発行出来る。
公式文書は、標準化と報告書とメモ(FYI)のいずれかに分類される。標準化は西瓜計画の方針に関わる文書であり、その内特に合意されたものについては、強制力を持つ。
公式文書は、公開又は非公開の属性が付与される。但し非公開であっても、一定期間経過の後公開しなければならない。非公開とする期間については、著者の要求に基づき公式文書書記官が決定する。
サーバー資源の利用は、道徳的・慣習的に認められる範囲で無ければならない。
西瓜計画はその資源を利用している者(西瓜計画の参加者か否かを問わない。)が道徳的或いは法的に問題を起こしたとしても、その責任を負わない。又、西瓜計画はWebサーバーの資源の利用について障害のないように努力するが、その義務は負わない。
西瓜計画は、サーバーの利用記録等を含めた個人のプライバシーに関わる情報について、外部に公開しないし、電子メイルのような特定個人向けのものについては閲覧しない。但し後者については、サーバーに障害が発生して復旧のためにやむを得ない場合を除く。
サーバーの設置や廃止は、管理運営団の決議を経て行われる。
サーバー資源の割当などを行う管理担当者は管理運営団により指名される。