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『懐かしのアルバム (神通中学・富山中部高等学校卒業アルバム全集)』 は、富山県立富山中部高等学校の創立80周年を記念して神通会 (同窓会) が2000年9月に制作した5枚組の CD−ROM です。
中には80年間の卒業アルバムや記念写真集の類が収録されています。
ちなみにこの文章は元々若葉の日記
『
CD−ROM ドライブに入れたら、自動起動で出てきた画面が 「CD−R なんたら」。 ハァ? いやいやしかし、うちの計算機についてきた CD−R 書き込みソフトウェアかなんかのが勝手に作動したのかもしれないと思って CD の中を覗いてみたんですが。残念ながら間違いではありませんでした。 その変なメニューは CD 収録のソフトウェアのものでした。
どうやらそれは富士写真フイルム社のビューアーのようです。 Disabled ながら
「注文」なんていうボタンまでついてます(w。
肯定的に評価するなら、無駄な労力を惜しんで既存の車輪を再利用する優れた判断力が働いた、とでもしておきましょう。
収録写真も独自形式ではなく JPEG でちょっと安心です。
しかしこのビューアー、あまり褒められる出来ではありませんなあ。 元々おまけなのでしょうから気にしませんが。
ところで使用許諾契約書に再配布禁止とか書いてありますけどもちろん許可は取ったのですよね? というかそれ以前にこの契約は誰と誰の契約ですかね? 富士と神通会の? 少なくても若葉は、 CD の中を確認していて偶然発見したんですが、それより先に CD を入れたら勝手に (確認もなしに) 起動したんですから、実行→契約発効はあり得ませんよね??
で、お目当ての収録写真ですが。ひどい。 (多分業務用の)
読取機にアルバムを半頁
あ、半頁ってのは、見開きの半分のことです。 って、普通それは一頁といいますね。
それだけではありません。 アルバムを撮影した写真は全部 (おそらく機械の大きさの都合上) 横になっています! 首を横にして見ろというのですか。 せめて向き位修正してから CD に焼くことを思いつかなかったのかと問詰めてみたい。 というか制作協力の何とかスタジオ、ほんとにプロですか? 神通会に金返せ!
そりゃぁ戦前戦後のもうぼろぼろのアルバムとかはその雰囲気自体趣があるからまわりまで写真に入れといても別にいいんですけど、 近年の綺麗なアルバムでそんなことしたって仕方ないし。 というか余白 5cm はふざけすぎ。画像編集能力も無いのかと思えば、 昔の白黒写真だけのやつ (アルバムではないもの。) はちゃんと写真の大きさになってるし。手抜きとしか思えない。
しかも、80周年は3年前ですから、その後のアルバムは収録されてないんです。 自分達が移ってないアルバム全集もらってどうせいというのです? そんなの1回見たら終わりでしょう。 卒業生全員に配るものとは思えない。 CD−ROM の容量的にはまだまだ余裕があるんですから、 補遺で入れておいて欲しかったなあ。 5枚組のうち最後の1枚だけは毎年修訂にすればいいだけです。 簡単でしょ? 1年分のアルバムくらいなら、 (それにあの程度の品質でいいのなら、) 妙な業者に頼まずとも数日あれば十分です。 なんなら (休眠) コンピュータ部にでもやらせればいいじゃないですか。
というわけで朝から萎えまくりなのでした。