#?SuikaWiki/0.9 [1] 幾つかの[[プロトコル]]では、[[データ]]の基本的な構成単位として、 [DFN[[RUBYB[実体] [entity]]]]を定義しています。 その意味するところや構造やデータの長さは各規格によりそれぞれで、各規格の実体が互いに直接対応するとは限りませんが、 おおむね、[[ファイル・システム]]における[[ファイル]]にほぼ相当する単位として使われているようです。 : [CODE(WikiPage)[[[MIME//実体]]]] : [[MIME]] では、 1つのメッセージ、あるいは複数の部分から構成されるメッセージの一つの部分のことを実体と呼んでいます。 : [CODE(WikiPage)[[[HTTP//実体]]]] : [[HTTP]] では、 1つのメッセージ内容のことを実体と呼んでいます。 意味的には MIME の実体と等しいですが、 構造的には微妙ながらも無視できない差があります。 : [CODE(WikiPage)[[[SGML//実体]]]], [CODE(WikiPage)[[[XML//実体]]]] : 他の部分から (SGML 的意味で) [[参照]]され得る任意のデータの単位を実体と呼んでいます。 ファイル・システムのファイルに相当する[[外部実体]]と、 外部実体の内部で宣言される[[内部実体]]に大別できます。