[22] [DFN[XML MIME[RUBYB[型]@en[type]]]]は、多くの [[XML]] 関連仕様で [[XML]] として扱われる[[媒体型]]です。 * 仕様書 - [29] [[Web Applications 1.0]] -- * 定義 [23] [DFN[XML MIME[RUBYB[型]@en[type]]]]は、 - [CODE(MIME)@en[[[text/xml]]]] - [CODE(MIME)@en[[[application/xml]]]] - [CODE(MIME)@en[[[+xml]]]] で終わる[[MIME型]] です [SRC[WA1]]。 [24] [[RFC 3023]] で定義されている[[媒体型]]であっても、 [CODE(MIME)@en[[[text/xml-external-parsed-entity]]]]、 [CODE(MIME)@en[[[application/xml-external-parsed-entity]]]]、 [CODE(MIME)@en[[[application/xml-dtd]]]] は [[XML MIME型]]ではありません。 * [CODE(MIME)@en[charset]] 引数 [25] 多くの [[XML MIME型]]は [CODE(MIME)@en[[[charset]]]] [[引数]]があり、 [[RFC 3023]] の定義によるとされています。詳しくは [[charset]] の項をご覧ください。 * 素片識別子 [26] 多くの [[XML MIME型]]では[[素片識別子]]は [[RFC 3023]] の定義によるとされています。詳しくは[[素片識別子]]の項をご覧ください。 * [CODE(MIME)@en[*/*+xml]] [30] [CODE(MIME)@en[[[text/xml]]]] と [CODE(MIME)@en[[[application/xml]]]] の2つの[[MIME型]]や、 [CODE(MIME)@en[[[+xml]]]] で終わる[[MIME型]]を [[XML]] のために使うことは、 [[RFC 3023]] で規定されています。 [33] なお、 [[RFC 3023]] は「[[XML MIME型]]」あるいは「[[XML媒体型]]」という用語は規定していません。 その題名こそ「XML Media Types」ではありますが、本文中では「XML Media Types」 という用語が登場せず、附属書で「XML MIME Types」が節題として使われているのみです。 [34] [[RFC 4287]] ([[Atom 1.0]]) は「XML media types」を [[RFC 3023]] から引用していますが、 >>33 のような状況なので規定の意味するところが曖昧になっています。 > If the value of "type" is an XML media type [RFC3023] or ends with "+xml" or "/xml" (case insensitive) のような記述がわざわざあるので、これを定義とみなすなら、[[Web Applications 1.0]] の >>23 の定義よりはやや広いことになります。 [35] [[Web Applications 1.0]] ([[HTML5]]) は「XML MIME Types」を >>23 のように正確に定義しています。 ** RFC 3023 を参照しない XML MIME 型 [32] [CODE(MIME)@en[[[+xml]]]] で終わる [[MIME型]]は普通 [[RFC 3023]] を引用していますが、 中にはそうでないものもあります。 - [28] [CODE(MIME)@en[[[application/owl+xml]]]] -- 参照まったくなし -- [CODE(MIME)@en[[[charset]]]] の定義は曖昧 -- [[素片識別子]]の定義なし * [CODE(MIME)@en[+xml]] で終わらない XML の MIME 型 [31] [[RFC 3023]] 以前に使われ始めた [[MIME型]]や独自に決められた[[MIME型]]は、[CODE(MIME)@en[[[+xml]]]] が最後についていません。これらは定義上、「[[XML MIME型]]」ではありません。 [FIG[ - [CODE(MIME)@en[[[text/xsl]]]] → [CODE(MIME)@en[[[application/xslt+xml]]]] - [CODE(MIME)@en[[[application/smil]]]] → [CODE(MIME)@en[[[application/smil+xml]]]] - [CODE(MIME)@en[[[text/x-cross-domain-policy]]]] ]FIG] * メモ - [1] なんか、 [[XML]] の応用マーク付け言語系が増えるに従って [CODE[[VAR[*]]/[VAR[*]]+xml]] という[[媒体型]]名が増えて実装の対応が大変だからよくないんじゃ? とかあふぉなこと言ってる香具師がいるらしいですが・・・。 - [2] なんで [CODE[[[+xml]]]] なんてへんちくりんな接尾辞がついたんだかわかんないのかな? わかんないんだろーなー - [3] 確かに、全部 [CODE[[[application/xml]]]] (あるいは + [[conneg]]) でいいじゃん?派もいることはいるけどねぇ。 - [4] >>3 でもあの [[ietf-xml-mime]] の大論争の結果があの [[RFC]] なわけで。 - [5] [CODE[application/[VAR[なんたら]]+rdf+xml]] 期待 age [27] >>1-2 でもまあ、共通の処理モデルが [[RFC 3023]] とかで定義されていない以上、 仕方がない気もするわな。 [[RFC 3023]] って実際実装側にとって有意義なことほとんど書いてないじゃん。 [21] [CITE[Bug 155730 – Mozilla doesn't handle files served as */*+xml as XML files]] ([CODE[2007-02-10 14:34:20 +09:00]] 版) [36] [CITE@en[draft-murata-kohn-lilley-xml-03 - XML Media Types]] ([TIME[2009-09-25 02:28:26 +09:00]] 版) [37] [CITE@en[Web Applications 1.0 r6661 Make the */*+xml handling be fallback handling, rather than overriding any registered handlers for specific XML types.]] ( ([TIME[2011-10-12 08:05:00 +09:00]] 版)) [38] [CITE@EN[W3C XML Schema Definition Language (XSD) 1.1 Part 1: Structures]] ( ([TIME[2012-04-05 06:34:07 +09:00]] 版)) [39] [CITE@en-US[XBL 2.0]] ( ([TIME[2012-05-03 02:23:03 +09:00]] 版)) [40] [CITE@en[draft-ietf-appsawg-xml-mediatypes-01 - XML Media Types]] ( ([TIME[2013-05-29 10:17:41 +09:00]] 版)) [41] [CITE@en[RFC 6839 - Additional Media Type Structured Syntax Suffixes]] ( ([TIME[2013-06-28 00:23:48 +09:00]] 版)) [42] [CITE@en-US[XML Binding Language (XBL) 2.0]] ( ([TIME[2007-03-16 22:20:16 +09:00]] 版))