* QUOTE 要素 (HTML)
[1] 引用を表す [[HTML]] の[[行内要素]]です。
[DEL[
[[HTML3.0]] にあるとする説がありますが、 [[I-D]] 00
には載っていません。その後の議論で追加することになったのかもしれませんが、未確認です。
]DEL]
[[HTML+]] で [[blockquote]] 要素の代替として提案されています。
(後方互換性のために [[blockquote]] 要素も使えるとしています。)
しかし HTML 3.0 には残らず、 [[bq]] 要素になっています。
(''Longer Quotations'' )
[2] [[WebExplorer]] が実装していました。
[[q]] 要素のように実装、つまり[[既定スタイル]]
[CODE(CSS)[quote:after,quote:before {content:"\x000022"}]]
を仮定しているそうですが未確認です。 (情報源忘れた。)
[3] ''November,2002 - Diary''
によれば、 [[ACCESS]] の [[NetFront]] v3.0 for [[PocketPC]]
も実装しているそうです。
しかし2002年11月にこんなものを実装するなんて意味不明です。
[[XHTML]] 2.0 [[WD]] も公開されていたのに。
- [6] つまり HTML の [CODE(HTML)[QUOTE]] 要素には [CODE(HTML)[BLOCKQUOTE]] 要素系と [CODE(HTML)[Q]] 要素系の2つの定義があるということのようですね。
- [7] HTML+ では、汎用属性 [[index]] が使えました。
- [8] HTML+ では、汎用属性 [[id]], [[lang]] が使えました。
[9]
>>3 は間違いで、 [CODE(HTMLe)[[[q]]]] 要素を実装したという話っぽいです。
([[名無しさん]])
[10]
1996年頃の (後の) [[RFC 2070]] を議論していた時の [[ietf-html]] ではやはり [CODE(HTMLe)[q]] 要素を互換性の点でどうするかという話になっていまして、その時にも XHTML 2 的な意味の [CODE(HTMLe)[quote]] 要素型が提案されています。 [WEAK[歴史は繰り返すのだ。]]
([[名無しさん]])
[11]
[[Viola]] が HTML+ の方のブロック要素の [CODE(HTMLq)[quote]] を実装しています。
* quote 要素 (XHTML 2.0)
[4] XHTML 2.0 の最初の WD では、旧来の [CODE(HTML)[q]] 要素が廃止され、
[CODE(HTML)[quote]] 要素が新設されています。
;; [CITE@en[- XHTML Text Module]] ([TIME[2002-08-06 00:20:43 +09:00]] 版)
[13]
引用符・鉤括弧という (非 [[XML]] 的) [[マーク付け]]の代わりに
[CODE(HTML)[]] と [CODE(HTML)[
]] というマークを付ける
[CODE(HTML)[Q]] 要素の方法は中々実装されず、 [[WinIE]]
などは未だに引用符を表示することが出来ません。
この反省から XHTML 2.0 では引用符を [CODE(HTML)[q]]
要素の内容とし、混乱を防ぐために要素型名を変更したのでしょう。
[5] マーク付け手法(謎)的には後退したような気もします。
複雑なところです。
(もっとも、従来の [CODE(HTML)[q]] 要素の方法が好きなら、
XHTML 2.0 を主として使いつつも引用要素だけ別名前空間の
[CODE(HTML)[q]] 要素を使うことが出来ます。)
[12]
[CITE[XHTML 2.0 - XHTML Text Module]]
[[要素型名]]が[CODE(XMLe)@en[[[q]]]]に戻っている件。
([[名無しさん]] [WEAK[2006-02-21 15:28:38 +00:00]])