[19] [CODE(HTMLe)@en[[[access]]]] [[要素]]の [DFN[[CODE(HTMLa)@en[[[order]]]] [[属性]]]]は、
[[焦点]]の移動が行われる順序の決定方法を指定します。
* 仕様書
- [1] [CITE[XHTML Access Module]] ([TIME[2010-12-17 01:48:31 +09:00]] 版)
* 意味
[5] この[[属性]]は[[一致要素]]の[[ナビゲーション順]]をどう決めるべきかを示します [SRC[>>1]]。
* 属性値
[2] この[[属性]]は[[列挙型]]です。
- [3] [CODE(HTML)@en[[[document]]]] ([[既定値]] [SRC[>>1]])
- [4] [CODE(HTML)@en[[[list]]]]
** [CODE(HTML)@en[document]]
[6] [DFN[[CODE(HTML)@en[[[document]]]]]] は、[[文書順]]に探索し[['''なければならない''']]ことを示します
[SRC[>>1]]。
** [CODE(HTML)@en[list]]
[7] [DFN[[CODE(HTML)@en[[[list]]]]]] は、 [CODE(HTMLa)@en[[[targetid]]]] や
[CODE(HTMLa)@en[[[targetrole]]]] の[[属性値]]のリスト中で[[著者]]が指定した順序に依ることを示します
[SRC[>>1]]。
* ナビゲーション順
[8] [[ナビゲーション順]]の決定における[DFN[[RUBYB[[[一致要素]]]@en[matching element]]]]とは、
[CODE(HTMLa)@en[[[targetid]]]] や [CODE(HTMLa)@en[[[targetrole]]]] に[[一致]]する[[要素]]を言います。
同じ値に[[一致]]する[[要素]]はすべて同じ[DFN[[RUBYB[[[要素群]]]@en[element group]]]]の一員であると言います。
[SRC[>>1]]
[9] 各[[ナビゲーション]]操作において、[[ナビゲーション順]]は現在の[[焦点]]がある[[要素]]に対して決定されます
[SRC[>>1]]。
- [10] [[文書順]]では、[[焦点]]を持つ[[要素]]がなければ最初の[[要素]]、[[焦点]]を持つ[[要素]]があればその次の[[一致要素]]が[[焦点]]の[[対象]]とされなければ[['''なりません''']]。 [SRC[>>1]]
- [11] [[リスト順]]では、次のように決定します [SRC[>>1]]。
-- [12] 当該 [CODE(HTMLe)@en[[[access]]]] [[要素]]について現在[[焦点]]を持つ[[一致要素]]がなければ、最初の[[要素群]]と[[一致]]する[[文書順]]で最初の[[要素]]が[[焦点]]の[[対象]]とされなければ[['''なりません''']]。該当するものがなければ、次の[[要素群]]で同様に探します。
-- [13] 当該 [CODE(HTMLe)@en[[[access]]]] [[要素]]の[[一致要素]]のいずれかが既に[[焦点]]を持っていれば、
--- [14] 同じ[[要素群]]にあって[[文書順]]で次の[[一致要素]]があれば、その[[要素]]が[[焦点]]の[[対象]]とされなければ[['''なりません''']]。
--- [15] なければ、次の[[要素群]]の[[文書順]]で最初の[[要素]]が[[焦点]]の[[対象]]とされなければ[['''なりません''']]。次の[[要素群]]がなければ、最初の[[要素群]]に戻らなければ[['''なりません''']]。
[16] [[文書]]が変更されることを考えて、[[一致要素]]は毎回決定しなければ[['''なりません''']] [SRC[>>1]]。
[17] [[ホスト言語]]は[[一致要素]]に適さない[[要素]]の条件を定義しなければ[['''なりません''']]。
例えば [[XHTML 1.1]] では[[フォーム制御子]]で [CODE(HTMLa)@en[[[disabled]]]] となっているものは不適切かもしれません。
[SRC[>>1]]
;; [18] 例示されているだけで、実際には [[XHTML 1.1]] では規定されていません。