* [CODE[xml]] 名前空間 (XML) [1] [[XML名前空間]]では接頭辞 [CODE(XML)[xml]] に特別な意味を与えています。 この接頭辞は常に暗黙のうちに と関連付けられています。つまり [CODE(XMLa)[[[xmlns]]]] 属性で陽に宣言しなくても、この名前空間に属する属性は XML 文書で自由に使えます。 [2] ちなみに、 には [[XML Schema]] によるこの名前空間の定義があります。 [10] >>2 2004年11月付けで定義されているもの色々を説明した HTML文書が用意されています。 [[#comment]] ** 大域属性 ,属性名 ,属性値 ,既定値 ,説明 ,状態 ,出典 ,[CODE(XMLa)[xml:[[base]]]] ,[[IRI参照]] ,(継承) ,[[基底URI]] ,W3C 勧告 ,[[XML基底]] ,[CODE(XMLa)[xml:[[id]]]] ,[CODE(XML)[[[ID]]]] ,(なし) ,[[唯一識別子]] ,W3C 作業原案 ,[xml:id WD] ,[CODE(XMLa)[xml:[[lang]]]] ,[[言語札]] ,(継承) ,要素の自然言語 ,W3C 勧告 ,"[[XML 1.0]], [[XML 1.1]]" ,[CODE(XMLa)@en[[[xml]]:[[link]]]] , , , ,改訂済 ([[W3C]] [[WD]]) ,[DEL@en[[[XLink]]]] ,[CODE(XMLa)[xml:[[space]]]] ,[CODE(XML)[([[preserve]] | [[default]])]] ,[CODE(XML)[default]] ,[[空白]]の扱い ,W3C 勧告 ,"[[XML 1.0]], [[XML 1.1]]" [4] これらの属性は、 XML では特別な扱いを受けます。 - >>1 の通り、接頭辞 [CODE(XML)[xml]] は固定で、 陽に宣言する必要はありませんし、他の接頭辞に変えることもできません。 - XML 名前空間を使わない時でも、そのままの名前で使えます。 - しかし、 [[DTD]] 的には他の属性と何ら変わらないので、 [[妥当]]であるためには DTD で陽に定義する必要があります。 [6] [WEAK[2003-10-17 00:31:56 +00:00]] ''[[名無しさん]]'': [CODE(XMLa)[xml:id]] 属性が現在検討中。 [7] [CODE(XMLa)[xml:lang]] 及び [CODE(XMLa)[xml:space]] は XML 仕様書本体で規定されています。 [CODE(XMLa)[xml:lang]] については仕様書の errata で重大な修正 ([Q[空でも OK]]。) があります。 [[#comment]] ** その他 ,修飾名 ,説明 ,状態 ,出典 ,[CODE(XML)[xml:[[Father]]]] ,[[Jon Bosak]] ,予約 ,[CODE(XML)[xml]] XML Schema ,[CODE(XML)[xml:[[specialAttrs]]]] ,特殊属性群 , ,[CODE(XML)[xml]] XML Schema [CODE(XML)[xml:Father]] は XML の父を表すものとすることが会議で決まりました。 属性集合 [CODE(XML)[xml:specialAttrs]] は現在 [CODE(XMLa)[xml:base]], [CODE(XMLa)[xml:lang]], [CODE(XMLa)[xml:space]] が含まれています。 将来 [CODE(XMLa)[xml:id]] も追加されるのかもしれません。 [[#comment]] ** メモ [3] [[処理指令]] [CODE(XML)[xml:stylesheet]] が提案されたこともありましたが、処理指令名に名前空間は適用しないことになったため、 [[xml-stylesheet]] になりました。 [5] >>3 [CODE(XML)[XML:namespace]] だったっけ? [[#comment]] * [CODE(XML)@en[xml]] 宣言 (XML) →[[XML宣言]] * [CODE(XML)@en[XML]] 宣言 (XML) →[[XML宣言]] * [CODE(HTMLe)[xml]] 要素型 (HTML) [10] [[HTML]] の [DFN[[CODE(HTMLe)[xml]] 要素]]は、 HTML 文書中に [[XML]] 文書を混ぜるための[[包含子]]として使われます。 [[Microsoft]] はこれを [DFN[[[XMLデータ島]]]]と呼んでいます。 [13] :[[要素型名]]:[CODE(HTMLe)[xml]] :[[開始タグ]]:必須 :[[終了タグ]]:必須 :[[内容模型]]:[[XML]] [[文書実体]] :出現できる文脈:不明、 [CODE(HTMLe)@en[[[head]]]] の[[子要素]]として :[[属性]]: ,属性名 ,属性値 ,既定値 ,説明 ,状態 ,出典 ,[CODE(HTMLa)[[[ns]]]] , , ,名前空間名? ,"非標準, 時代遅れ?" ,[CODE(HTMLa)[[[prefix]]]] , , ,名前空間接頭辞? ,"非標準, 時代遅れ?" ,[CODE(HTMLa)[[[src]]]] , , ,外部文書の参照 ,非標準 ** 代替 [11] この要素型は標準化されていません。 XML で記述したデータを HTML 文書中に埋め込む場合は、 [[XHTML 1]] と [[XML名前空間]]を使うのが望ましいと考えられます。 [[#comment]] ** 内容 [12] この要素の内容は [[XML]] の[[文書実体]]と思われます ([[XML宣言]]を書けるようです)。[[タグ]]の対が XML 的に正しい限り、 HTML と衝突する要素型名も認められるようです。 また、この要素の内部では完全に XML の規則が適用されます。 ですから、 [[SGML]] 的にこの要素の存在は極めて問題があると言えます。 [14] [CODE(HTMLe)@en[[[xml]]]][[要素]]の[[内容]]はが[[整形式]]かどうかは、[[HTML]][[文書]]全体の[[DOM]][[木]]の構築と[[レンダリング]]には影響が無いみたいです。 ただし、[[HTML]]的に[CODE(HTMLe)@en[[[xml]]]][[要素]]の[[終了タグ]]とみなされるものを使うことはできません [WEAK[(データ島内で大文字・小文字問わず[CODE(XMLe)@en[xml]][[要素型]]を使うことができません)]]。 [[XML]]の[[終了タグ]]として使えないだけではなく、[[文字列]]として使えません。ただし、[CODE(HTML)[]]で終わる範囲内ならばそのような[[文字列]]が含まれていても構いません。 そのような範囲が[[XML]]の[[注釈宣言]]である必要はありません。 [WEAK[([CODE[--]]が含まれていても構いませんし、一部又は全部が[[[CODE(XML)@en[CDATA]]区間]]の[[文字データ]]であっても構いません。)]] ;; [[WinIE 6]] on [[Windows XP]] [[SP2]] [[#comment]] ** 例 [16] [PRE(HTML example invalid code)[ ]PRE] [[#comment]] ** メモ [15] [CITE[How To Load And Parse XML Data Without ActiveX]] ([[名無しさん]] [WEAK[2006-04-22 00:31:20 +00:00]]) [[#comment]] * xml 要素型 (Microsoft Office の XML 文書) [8] [[Microsoft Office]] の出力するファイル群のうちの [[XML]] 形式のファイルには、名前空間無しの [CODE(XMLe)[xml]] 要素型が使われています。 [[#comment]] * メモ [9] RE: "fighting it out between WGs" (was: inline CSS) from Chris Wilson on 2000-02-23 (www-html@w3.org from February 2000) ([[名無しさん]] [sage]) [17] [CITE[Web Collections using XML Submission - 970309]] ( ([TIME[1997-04-18 21:16:03 +09:00]] 版)) [18] [CITE[IRC logs: freenode / #whatwg / 20101022]] ( ([TIME[2010-11-03 00:02:37 +09:00]] 版)) [19] [CITE@en[XSLT 2.0 and XQuery 1.0 Serialization (Second Edition)]] ( ([TIME[2010-12-17 00:08:20 +09:00]] 版))