* [CODE(URI)[mhtml:]] URI scheme [3] [DFN[[CODE(URI)[mhtml:]]]] は、 [[WinIE]] で使用されている [[URI scheme]] です。 [[MHT]] [[ファイル]]内の[[実体]]を示します。 :Scheme 名: [CODE(URI)[mhtml]] :相対参照:不明 :IANA 登録簿:未登録 [[#comment]] ** 安全性 [4] [[WinIE]] の実装では [[MHT]] ファイルはそれ自体の場所に関わらず、 その中身の各[[実体]]の [CODE(MIME)[[[Content-Location]]]] で安全性を判断しています。 [CODE(URI)[mhtml:]] [[URI scheme]] 自体の問題ではありませんが、 [CODE(URI)[mhtml:]] [[URI]] が [[MHT]] の悪用に使われる可能性があります。 [5] 実際に [[WinIE]] の一部の版では [[MHT]] で安全の制限が緩いことと [CODE(URI)[mhtml:]] [[URI]] を組合せて安全でない動作をさせるための[Q[踏み台]]とできる脆弱性がありました。 [[#comment]] ** 例 -[1] [CODE(URI)[mhtml:file://C:\Documents%20and%20Settings\user\Local%20Settings\Temp\test.mht]] -- 普通に [[MHT]] ファイルを[[関連付け]]により開くと、 [[WinIE]] の[Q[アドレス]]にこう表示されます。 -- [CODE(URI)[[[file]]:]] URI や [CODE(URI)[[[http]]:]] URI で [[MHT]] ファイルを指定すると、この URI に勝手に変わります。 -- この URI を [[WinIE]] に与えて開くこともできます。 -[2] [CODE(URI)[mhtml:file://C:\Documents%20and%20Settings\user\Local%20Settings\Temp\test.mht!http://www.example.com/test.xml]] -- [[MHT]] ファイル内の [CODE(MIME)[[[Content-Location]]]] [[URI]] を指定しています。 -- この URI を [[WinIE]] に与えて開くこともできます。 [[#comment]] ** メモ [[#comment]] * メモ